ラグビー日本代表はワールドカップ第3戦・サモア戦の試合登録メンバーを発表。FL下川甲嗣(東京サンゴリアス)は3試合連続のメンバー入りを果たした。ジェイミー・ジョセフHCは「(下川)甲嗣は、僕らにとって本当に有用な選手だ。彼は3つすべてのポジションをこなせるし、ラインアウトでも機能する。ラピース、姫野、リーチというハイクウォリティな3人のバックローがいるが、彼はその誰にも代わることができる」と高く評価している。本人にとって初めてのワールドカップ、どう挑んでいるのだろうか。
――チームの成長をどう感じる?
国内5試合からワールドカップを2試合して、一つも自分たちのやりたいこと80分間、思い通りできたゲームはないと思う。タフなゲームをずっと経験してきてその分、タフなゲームで勝負することに関して経験は積み上がっている。国内のサモア戦から僕らも成長しているし、サモアも成長していると思う。僕らとしては、一度負けた相手には絶対負けられない。今回、絶対負けられない試合なので勝ちたい。
――チャンスでしっかり取りたい?
チームとしてはゴール前に攻め込んだときにしっかりスコアすることに関して、今週 お互い厳しく言い合っていたし、今日の練習の最後でも、ビハインドの状況で最後スコアする練習をした。試合に向けていい練習ができている。
――今週、「Our Detail」というテーマがあるそうですが、具体的には
今週、言い続けてきたのは 先週のイングランド戦で拮抗して、どっちに試合が転ぶかわからない時間帯で、相手にチャンスをわたして流れがつかめなかった。具体的に言えばすべてだが、その時間帯にもう一回、ディテールのエクスキューション(遂行力)にこだわってやりたい。
――初のW杯に参加して