サクラセブンズ・プロファイル2017−vol.5山中美緒 | ラグビージャパン365

サクラセブンズ・プロファイル2017−vol.5山中美緒

2017/04/06

文●大友信彦


ワールドセブンズシリーズコアチーム入りをかけた昇格大会は、きょう6日、香港で戦いの火ぶたを切った。この大事な一戦でキャプテンに指名されたのは、山中美緒(アルカス熊谷)だ。

度重なるケガ。そこから復活し、サクラセブンズを託された逸材

大阪府生まれ。卒業した中学は花園ラグビー場から徒歩10分の、その名も花園中。しかし高校から山中は関東を目指した。鈴木実沙紀や大黒田裕芽ら女子選手を多く受け入れ、男子と一緒に練習するタフな環境で鍛え上げて送り出した、千葉県の市立船橋高へ。

だがケガに泣いた。高2の夏に右ひざ前十字靱帯を断裂。高3の夏に復帰したが、今度は左膝の同じ前十字靱帯を断裂。立正大進学後、大学1年の秋、2014年のアジアセブンズシリーズ中国大会でサクラセブンズデビューを果たすが、そこで左の靱帯を再受傷。8カ月のリタイアを強いられた。

選手生命を失いかねない大きなケガを3度も負いながら、山中は諦めなかった。

 

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ