サンウルブズとジャパンが合同練習を実施。一貫した連携には課題が残るも日本ラグビーの挑戦は続く | ラグビージャパン365

サンウルブズとジャパンが合同練習を実施。一貫した連携には課題が残るも日本ラグビーの挑戦は続く

2016/05/03

文●斉藤健仁


5月3日、スーパーラグビー・サンウルブズと日本代表の合同練習が都内で行われた。バイウィーク明けのサンウルブズ、そして香港戦を今週末に控えたジャパン、お互いのニーズが合致したことによって実現した。当初予定していた、サンウルブズと日本代表の選手セレクションを含めた一貫した体制づくりには課題を残すが、直近の試合に対して、互いに収穫ある練習となったようだ。練習後、サンウルブズ、マーク・ハメットHCと日本代表、中竹竜二HC代行がそれぞれ取材に応じた。

「秩父宮でのホームゲームはやりがいを感じる試合。」サンウルブズ マーク・ハメットHC

両チームにとって意義あるセッションだったと思います。バイウィークということでコンタクトの強度がどれだけ出来るのかというのが心配でしたが今日、そこはしっかりと出来ていたので良かったです。ジャパンにとっても、前回の韓国に比べ香港の方が強い相手になると思うのでそれにむけていい練習ができたと思います。


――ジャパンに参加していたサンウルブズのメンバーを呼び戻したのは?


ハメットHC サンウルブズにとっても非常に大切なメンバーだったので。週の初めということもあり、ジャガーズ戦のレビューをしました。この先4週間のフォーカスポイントについても話をするミーティングに参加してもらいました。あとはケガ人やコンディションの確認をしたかったので昨日の午前中だけ呼び戻しました。

フォース戦スコット入りの可能性が高い、サンウルブズ・安藤

フォース戦スコット入りの可能性が高い、サンウルブズ・安藤

――2人だけ(安藤秦洋・北川賢吾)チームに残っているのは?


ハメットHC 北川はケガで1,2週間かかるということで今週のジャパンの試合では出場することができないので。秦洋は今週末のスコッドに入るということでチームに残っています。


――今週末の練習は、ハマーさんからオファーされたのですか?


ハメットHC ジャパンの方からオファーされました。サンウルブズとジャパンの関係を密接にしていかないと日本ラグビーの強化につながらないと思うのでこういう機会は非常にいいと思います。


――サンウルブズにとってのメリットは?


ハメットHC バイウィーク後でチームをもう一度一つにするという意味で重要ですし、色々なアイデアの交換が出来ますし、こういう競わせた環境だと選手たちが最大の能力を発揮してくれるという効果があります。ジャパンの選手にとってはサンウルブズの選手にチャレンジすることで、自分たちの力試しになると思います。

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