アタックではまず抜きに行く。DFでは焦らずガマンしてジャッカル。 白熱した激闘で勝ち点5を取ったパナソニックの成熟ぶりに脱帽です。 | ラグビージャパン365

アタックではまず抜きに行く。DFでは焦らずガマンしてジャッカル。 白熱した激闘で勝ち点5を取ったパナソニックの成熟ぶりに脱帽です。

2020/02/17

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


翔太です。16日は熊谷で、トップリーグのパナソニックv東芝をJスポーツで解説させていただきました。
久しぶりのテレビ解説で、こんな好カードを喋らせてもらえるんですから、本当に楽しみにしていたのですが、いやあ、ここまでレベルの高い試合を見せてもらえるとは。

相当レベルが高いと予想はしていたけれど、僕の想定をはるかに越えるハイレベルな戦い、あっという間の80分間でした。素晴らしい試合を見せてくれた両チームのみなさんに、そして、この試合の特別な雰囲気を作ってくれた、2万2000人の観客のみなさんに深く御礼を申し上げます。



さて、テレビの解説では、解説にもなっていないような、「素晴らしい!」とか、にわかのみなさんでも言えるような感想を口にしていた気もしますが(汗)、正直、それも含めて楽しかった。すごい試合をナマで見ることができた幸せを感じました。

結論でいえば…パナが一枚も二枚も上手だった

でも、感動ばかりしていても解説になりませんね。では極力、冷静になって振り返ってみます。


総論としては、パナがやっぱり強かった。80分間の試合に関して言えば、パナが自分たちのペースで戦った時間は多くなかったと思います。前半も後半も、最初の20分間は東芝がペースを握っていた。つまり、それぞれのチームが主導権を握っていた時間はイーブンだったわけです。ところがスコアは46ー27。トライ数は7ー4で、パナはBP込みの勝ち点5を獲得。東芝はゼロに終わりました。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ