サンウルブズ、チーターズから初勝利あげるか? レベルズ松島vsレッズ五郎丸のインパクト勝負 にも注目!―大西将太郎プレゼンツ「しょっさんの海外ラグビー大好き」Vol4 | ラグビージャパン365

サンウルブズ、チーターズから初勝利あげるか? レベルズ松島vsレッズ五郎丸のインパクト勝負 にも注目!―大西将太郎プレゼンツ「しょっさんの海外ラグビー大好き」Vol4

2016/03/11

文●大西将太郎 構成●大友信彦


こんにちは、大西将太郎です。スーパーラグビーは第3節。サンウルブズは、BYEを挟んでの2戦目、シンガポールでチーターズ戦に臨みます。シンガポールはサンウルブズのセカンドホームと位置付けられています。南アフリカ勢にとって日本は遠すぎるので、中間地点に相当するシンガポールで、日本のホーム試合8試合のうち3試合が行われるのです。

タフな条件で試合をするのがスーパーラグビー。対戦相手のチーターズとは

今回のスーパーラグビー拡大は、南アフリカグループがオーストラリア・ニュージーランドグループと別れるに当たって新規参入チームが募られました。日本から見ればオーストラリア、ニュージーランドの方が時差も少なく、移動も短時間で済むのですが、新規参入チームは南アフリカのグループに入ることが前提だったわけで、日本に選択の余地はなかったわけです。

サンウルブズは「BYE」の期間でどこまでセットプレーに磨きをかけることができたのか

サンウルブズは「BYE」の期間でどこまでセットプレーに磨きをかけることができたのか

しかし、サンウルブズの出発直前から日本は冬に逆戻りし、移動前日は気温10度以下の中で練習。そこから気温30度以上のシンガポールに乗り込んで、試合前日のキャプテンズランをしただけで試合をするわけです。移動のフライト時間は日本からの方が多少は短いけれど、南ア勢は暑い夏からの移動なので、気候的なギャップは少ない。サンウルブズにとってはホームの有利さはほとんどない。でも、このタフな条件で試合をするのがスーパーラグビーなんですね。この経験が、サンウルブズの選手たちをタフに育てていくことを確信しています。

サンウルブズは、1週休みがあいたことで、セットプレーなどどれだけ修正できたかがポイントになるでしょう。メンバーはライオンズ戦とほとんど同じ。ハメットHCの考えるファーストチョイスがあのメンバーなんだな、ライオンズ戦のようなラグビーを目指していくんだな、というメッセージを感じます。

 

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