サンウルブズ前半最終戦は「最強の敵」に大敗 ブランビーズ強さの秘密はどこに?―しょっさんの大好き海外ラグビーVol12 | ラグビージャパン365

サンウルブズ前半最終戦は「最強の敵」に大敗 ブランビーズ強さの秘密はどこに?―しょっさんの大好き海外ラグビーVol12

2016/06/02

文●大西将太郎 構成●大友信彦


こんにちは、大西将太郎です。29日は同志社大と早稲田大の定期戦で徳島へ行っていました。勝ちました。スコアは36-0でした。同志社としては、嬉しかったかというと……ちょっと微妙でした。何と言えばいいのか、早稲田から気持ちが伝わってこなかったというか。試合の後は、ダイゴ(山下大悟監督)もユウタ(伊藤雄大スクラムコーチ)も、険しい顔をしていましたね。

確かに今の早稲田には、去年までの藤田慶和や、その前の布巻峻介のような飛び抜けた選手がいないかもしれないけれど……ただ、スクラムは確かに強くなっていました。ここだけはユウタが相当時間をかけて強化しているのでしょうね。ユウタは「そこしかやってない」と言っていました。


まあ、早稲田は、僕ら同志社よりも何倍ものプレッシャーの中でやっているんでしょうし、ダイゴやユウタとは、ある意味コーチとしては同期生ですから、ぜひ頑張ってほしい。冬までに、どんなチームに仕上げてくるか楽しみです。

同志社としては、前の週に京産大に負けた後、メンタルとアティテュード、ディフェンスを重点的に、1週間かけてやってきた準備以上の結果が出ました。学生は準備の大切さを改めて感じたと思います。これを今シーズンのひとつのスタンダードとして、この勝ちに過信することなく、一貫性を持ってやっていきたい。

今週は長野で釜石シーウェイブスと戦います。僕らも打倒社会人、打倒帝京大を目指しているので、そこを意識して戦いたい。その後は慶應、天理と続きます。毎週、厳しい試合が続きますが、ひとつひとつ課題を見つけて、それをクリアして、強くなっていきたいです。

 

強さのクオリティが違っていたブランビーズ

さて、スーパーラグビーです。
ウィンドウマンス前の前半最終節、サンウルブズはブランビーズと対戦しました。

やはり、ブランビーズは強かったですね。
ちょうど1年前の同じ頃、同じGIOスタジアムで、ブランビーズ対チーターズの試合を見ていた雰囲気の中で、今はサンウルブズが試合をしている。羨ましいな、と思って、期待して見ていましたが……それにしてもブランビーズは強かった。

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