スーパーラグビーの奥深さに苦しい戦い続くサンウルブズ、因縁のブルームフォンティンで歴史的初勝利を! | ラグビージャパン365

スーパーラグビーの奥深さに苦しい戦い続くサンウルブズ、因縁のブルームフォンティンで歴史的初勝利を!

2016/04/15

文●大西将太郎 構成●大友信彦


サンウルブズの第6戦、ストーマーズ戦はJスポーツで解説させていただきました。まあ、ストーマーズは本当に、南アフリカで一番強いと思っていましたが、あそこまでイカれるとは予想外でした。ケガ人が出ている中で、点差を付けられてもしぶとく頑張っているな、という見方もできますが、気になるのはセットプレー、試合の入りなど、同じような課題が修正されずに出ているように見えることです。

稲垣の負傷欠場でディフェンスの厚みが薄れたストーマーズ戦

稲垣は負傷でメンバーを離れた

稲垣は負傷でメンバーを離れた

ストーマーズのFLコリシが試合後に「ちょっとでも甘い考えを持ったらどんなことが起こるのか、我々は分かっている」とコメントしましたが、昨年のワールドカップの結果と、サンウルブズの序盤戦の戦いぶりによって、相手が「ラクに勝てる相手ではない」と気を引き締めて向かってきています。今回のストーマーズで言えば、サントリーでプレーしていたスカルク・バーガーが、日本選手のポテンシャルをチームメイトに伝えていたことも伺えました。

これはサンウルブズがスーパーラグビーで実力を認められたことであり、日本ラグビーが認められたことですから嬉しい思いもありますが、サンウルブズの選手にとっては「良い試合をした」と言われても全然嬉しくないでしょうね。

サンウルブズはストーマーズ戦ではメンバーを変えたけれど、アタックはある程度機能していたなと感じました。ただ、気になったのはディフェンス面。あっさりトライを取られる場面が多くなった気がします。これはPRの稲垣啓太がケガでチームを離れたことが大きいように思えます。替わって出ている三上が悪いんじゃなく、稲垣の仕事量が多いんです。稲垣はフロントローと思えないワークレートで、密集の近場でディフェンスラインのスピードをあげて前に押し上げるのが持ち味で、それはサンウルブズのディフェンスにおける武器になっていました。

 

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