プレーオフ準々決勝・クボタv神戸製鋼戦レビュー。 14人で50分間を戦い抜いた選手たちを賞賛します! 準決勝プレビューはクボタ対サントリーを中心に。 | ラグビージャパン365

プレーオフ準々決勝・クボタv神戸製鋼戦レビュー。 14人で50分間を戦い抜いた選手たちを賞賛します! 準決勝プレビューはクボタ対サントリーを中心に。

2021/05/13

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。
トップリーグ・プレーオフ準々決勝はすごい試合が続きましたね。特に静岡で行われた神戸製鋼とクボタの試合はスリリングでした。

神戸製鋼の戦いで見えた「チグハグ感」

僕はシーズンの初め頃、神戸製鋼を優勝候補にあげていましたが、今回の準々決勝を迎えるときには「クボタが勝ちそうだな」という見方に変わっていました。僕は神戸製鋼のOBでもあるし、選手にもよく知っている人が多くて愛着もあるけれど、シーズンを通しての勢い、勝ち負けなどからくるチームのモチベーションなどを考え合わせると、この試合の時点ではクボタに分があると思っていました。

ただ、想定外だったのはクボタのレッドカード。それも司令塔のSOフォーリーだったこと。これは完全に想定外の出来事でした。ところが、クボタが14人になってからの50分間は、むしろ事前の予想通りというか、神戸が負けるとしたらこうなったときだなというシナリオ通りに進みました。

それは、一言で言えばチグハグ感。ものすごい効果的な個人技やムーブで一瞬にしてトライチャンスを作るけれど、ちょっと強引なパスがあったり、ギリギリのパスを試みたりしてトライを取り逃す。だけどいいチャンスを作れている分、うまくいってない感じはしない。

 

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