ヤマハのアタックデザイン、カーター率いる神戸のハードワーク トップリーグ序盤の注目対決は見応え十分の熱戦でした! | ラグビージャパン365

ヤマハのアタックデザイン、カーター率いる神戸のハードワーク トップリーグ序盤の注目対決は見応え十分の熱戦でした!

2020/01/19

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


翔太です。
トップリーグは開幕から凄いことになってますね。
第2節の18日、僕はPCとテレビを並べて、豊田スタジアムのトヨタ自動車vsパナソニックとヤマハスタジアムのヤマハ発動機vs神戸製鋼を同時に見ていました。どちらかに集中しろと言われそうですが……こんなに好カードが同時に組まれているんですから、ファンだったら両方みたいですよね。

他にも秩父宮ではサントリーvsNTTコム、キヤノンvs三菱重工相模原、花園では日野vsNEC、NTTドコモvs東芝……。

その中で、豊田スタジアムのトヨタ自動車vsパナソニックにはトップリーグ新記録となる37,050人の大観衆が詰めかけました。本当にすごいことだと思います。試合内容も素晴らしかったし、ワールドカップで全国的なスターになった福岡堅樹がこの試合を最後に15人制を離れてセブンズで東京五輪に挑戦するというストーリーも関心を集めたのだと思います。本当に今季のトップリーグは魅力満載ですね。嬉しい限りです。


さて、きょう僕が見入ったのはもう1試合の方、ヤマハvs神戸です。昨季のチャンピオンと4強の直接対決で、ともに開幕戦は良い形で勝利しています。プレーオフのない今季は、まだ序盤ながら優勝争いを左右する一戦と言ってもいいでしょう。

ヤマハの生命線である「スクラム」で優位に立てなかったことは誤算だった

この試合のポイントは、

(1)セットプレーの勝負と、
(2)フェイズプレーの勝負。

ふたつの見所があったと思います。

(1)のセットプレーはヤマハの強みであり、もっといえば生命線です。他チームに比べて選手層の厚くないヤマハは、W杯で日本代表のスクラムを鍛え上げた長谷川慎コーチのもと、セットプレーで優位性を作りたいところでした。


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