ワールドカップ仕様の戦いだったウェールズ対アイルランド。 ウェールズの完勝を招いたのは得点後の敵陣再侵入。 だけどアイルランドもスコットランドもこれでかえって怖くなった…。 | ラグビージャパン365

ワールドカップ仕様の戦いだったウェールズ対アイルランド。 ウェールズの完勝を招いたのは得点後の敵陣再侵入。 だけどアイルランドもスコットランドもこれでかえって怖くなった…。

2019/03/19

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは。翔太です。
今年のシックスネーションズは面白かったですね。
最終節、お互いに優勝のかかったウェールズvsアイルランドはもちろん、イングランドvsスコットランドは途中から予想も出来なかった展開になった。フランスvsイタリアはまだチェックできていないのですが、予想以上の接戦だったようです。

「ワールドカップ仕様のゲームだった」

さて、注目のカード、ウェールズ対アイルランドです。

この試合を迎える時点で、ウェールズは4戦全勝。アイルランドに勝てば文句なしの全勝優勝。アイルランドが勝った場合は4勝1敗で並び、その場合は、2時間遅れで試合の始まるイングランド対スコットランドの結果ともかかわってくる。

そんな状態で迎えた試合でしたが、素晴らしい戦いをみせたのはやはりウェールズでした。その戦いぶりは、まさにテストマッチ。それも、ワールドカップ仕様のゲームだったなという印象です。



僕が「ワールドカップ仕様」と表現した心を説明します。
この試合は、トライがとても少ない試合でした。試合開始直後の1分にウェールズがトライを挙げて、最後のロスタイム82分にアイルランドが意地のトライを返した。

つまり、試合の真ん中は80分以上にわたって、両チームノートライの時間が続いたんです。

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