初キャップ組そして復活組の活躍に胸熱。そしてリーチがすごかった。 フランスの強さの原点は2007年W杯にあるかも。サクラフィフティーンの国内テストマッチ4連戦も楽しみ | ラグビージャパン365

初キャップ組そして復活組の活躍に胸熱。そしてリーチがすごかった。 フランスの強さの原点は2007年W杯にあるかも。サクラフィフティーンの国内テストマッチ4連戦も楽しみ

2022/07/16

文●大西将太郎 構成●大友信彦


将太郎です。
日本代表の2022年夏、ワールドカップ前年のインターナショナルシーズン前半戦が、7月9日のフランス戦で終了しました。

57,000人が訪れた国立…


夏シーズンを振り返るにあたって、まず触れたいのは、フランスとの最終戦が行われた国立競技場、57,000人というたくさんのみなさんに来ていただいたことです。これは本当に嬉しかった。本当にたくさんの方が日本代表のジャージーを着て来場してくださって、そこにフランスの応援団も溶け込んで、ワールドカップのような素晴らしい雰囲気でした。



新しい国立競技場で初めての日本代表の試合で、ワールドカップ以外の日本代表の試合で史上最多の観客数(実数発表されるようになった2004年以降)のもとで、試合内容もそれに相応しい、素晴らしい内容だった。来て下さったみなさんにありがとうございますと伝えたいし、きっとファンのみなさんの待っていてくれた思いにも応えられる試合だったと思います。僕がプレーしていた頃は、国立にスタンドの半分も入ってもらえなかったような時代でしたし……。



実は僕は、日本代表のテストマッチを旧国立で戦ったことはないんです。一度、ノンキャップの試合で、エディーさんが監督していたクインズランド・レッズと対戦したのですが(2006年11月、観客5,425人)、テストマッチはない。僕にとって国立は、大学選手権の準決勝で立った場所というイメージのほうが強いです。


さて、日本代表の夏シリーズを総括するにあたって、まず僕が思うのは、NDSと日本代表という2つのスコッドを作って、たくさんの選手がテストマッチを経験できたことはよかったと思います。

今回の日本代表を戦った選手たちは、3つのグループに分かれると思います。
1つは、本当に今回が初めてのテストマッチだった選手たち。
もう1つは、昔に一度、アジアの試合でキャップを取って、そのあと長い間、日本代表に選ばれずにいて、今回久々にキャップを取った選手たち。
そして、2019年のワールドカップから昨年まで中心だったメンバーです。

李承信

李承信



やはり初キャップの選手たちは注目を集めました。特にSO李承信選手はたくさんのメディアが取り上げていました。デビュー組では豊田の試合で途中出場した高橋汰地選手も良かったですね。もっと見たかった。新しい選手は本当にいいプレーをたくさん見せてくれて、インターナショナルで戦う能力があることを証明したと思います。

髙橋汰地

髙橋汰地

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