大学選手権レビュー 天理大初優勝おめでとうございます! 関西勢36年ぶりの優勝。コロナの逆境を乗り越えての優勝を祝福します。 そしてフィフィタの進化はサンウルブズの賜物。次の方策も考えたい。 | ラグビージャパン365

大学選手権レビュー 天理大初優勝おめでとうございます! 関西勢36年ぶりの優勝。コロナの逆境を乗り越えての優勝を祝福します。 そしてフィフィタの進化はサンウルブズの賜物。次の方策も考えたい。

2021/01/18

文●大西将太郎 構成●大友信彦


将太郎です。高校大会のレビューに続き、大学選手権のレビューをお届けします。まず、決勝を終えての感想を申し上げますと……早大OBのみなさんが静かですね(笑)。ということはともかく、天理大は、誰にもグウの音も言わせないような完勝で、みごとな優勝を勝ち取ったのだと思います。心より祝福します。本当に清々しい優勝でした。

関東のファンや関係者のみなさんには、天理大の強さに驚いていた人が多かったようですね。でも、関西リーグからずっと見ていた僕からしたら、天理があのくらいの戦いを見せることは全然不思議じゃなかった。むしろ、9月にクラスターが発生してしまったあと、チームの結束力を高めて、試合を重ねる毎に強くなっていたのを見ていたから、本当に実力を出してくれたな、という気持ちが強かったです。

関西で育った人間として、関西大学リーグで育ててもらった人間として、関西勢として36年ぶりの大学日本一を勝ち取った天理大のみなさんを、心より祝福したいと思います。

今季の天理大の強さを支えていたのは、多くのところで言われていることではありますが、4年生に経験豊富な選手が揃ったところです。SH藤原忍とSO松永拓朗、CTBシオサイア・フィフィタのトリオは1年生からずっとレギュラーで試合に出ています。ただ単に試合に出ていたわけではなく、2年のときには大学選手権準決勝で帝京大を破る成功体験と、決勝で明大に敗れるくやしい体験を積んでいた。

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