RWC2015日本vsサモア・日本に対して意識過剰だったサモア、小野の復帰で「速さ」をコントロールできた日本-SHOTA'S CHECK-vol9 | ラグビージャパン365

RWC2015日本vsサモア・日本に対して意識過剰だったサモア、小野の復帰で「速さ」をコントロールできた日本-SHOTA'S CHECK-vol9

2015/10/05

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


サモア戦は、追手門学院大の女子選手たちと一緒に、和歌山国体の選手宿舎でテレビ観戦しました。女子選手たちもものすごい盛り上がりでした。選手たちも僕も、本当に感動しました。僕の周りでも、あるいはテレビの中でも、ものすごくラグビーが盛り上がっています。僕たちはこれまで、いろいろなところでラグビーの面白さ、楽しさ、素晴らしさをアピールしてきたつもりですが、やはりワールドカップという真剣勝負の場で日本代表が勝つことは、何ものにも代えがたい効果がありますね。


サモアのアタックには淡泊な印象を受けた

スコアは日本の圧勝でした。

この試合のポイントは、ジャパンがどう戦ったのかもさることながら、サモアがどう戦ったのか、にあると思いました。サモアが日本に対して意識過剰になって、ナーバスになって戦ったんじゃないかということです。

試合に臨むに当たっては、2つの考え方があります。1つは「自分たちの強みを出すこと」で、もう1つが「相手の強みを消すこと」です。どちらを取るにしろ、試合には勝てばいいのですが、実際にはこの2つの要素をバランス良く組み合わせることが大切です。

僕の印象では、サモアが日本の攻撃に対応しようと考えすぎたように見えました。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ