TRCとTOP14が開幕!オールブラックス強すぎ。やっぱりアルゼンチンは水色が似合う?フランスTOP14波乱の開幕。その理由もTRCと関係している?−しょっさんの大好き海外ラグビーVOL.18 | ラグビージャパン365

TRCとTOP14が開幕!オールブラックス強すぎ。やっぱりアルゼンチンは水色が似合う?フランスTOP14波乱の開幕。その理由もTRCと関係している?−しょっさんの大好き海外ラグビーVOL.18

2016/08/22

文●大西将太郎 構成●大友信彦


みなさんお元気ですか。将太郎です。
ついこの前、スーパーラグビーが終わったと思ったら、南半球ではザ・ラグビーチャンピオンシップが、北半球ではフランスのTOP14が開幕しました。この間にはオリンピックもあって、女子は厳しい試合が続いたけれど、男子がニュージーランドに勝ってベスト4に勝ち進むという素晴らしい結果を出してくれた。今度の週末には日本のトップリーグも始まります。この前のコラムでも書きましたが、世界のラグビーには本当にオフがなくなりましたね。

僕は、今週もあちこち飛び回っていました。
日曜日は、福岡で、福岡・大分・熊本という2019年ワールドカップホストの3県合同PRイベントに参加。そこから大阪に戻って、月曜日は朝から大阪府の、同じく2019年ワールドカップPRイベントに参加。こちらは吉本との合同企画で、ケンコバさん、中川家さんというラグビー芸人さんともご一緒させていただきました。大阪府がRWC2019認知度UPのために積極的なアクションを起こしてくれたことを嬉しく思います。
そのあと、北海道に飛んで同志社の夏合宿に合流しました。大学生にとっては夏の仕上げの大事な時期なので、選手の成長ぶりが楽しみです。

ということで、さすがの僕も海外の試合を全部チェックできているわけではないのですが、移動中にPCを使ってオンデマンドで見たり、帰ってからビデオで見たりして、情報を集めています。

ザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4カ国対抗戦)は、「やっぱりNZ。強すぎる」という印象ですね。昨年のワールドカップのあと、大幅にメンバーが入れ替わって、800キャップを失っても替わらずに強さをキープしている。選手たちは、激しいポジション争いがあって、少しでもパフォーマンスが落ちたら替えられてしまうと言う緊張感の中でプレーしている。自分自身と戦っていることが伝わってきます。

個人の名前をあげると、印象的だったのはやはりSOバリットですね。スーパーラグビーでハリケーンズを優勝に導いた自信もあるのでしょう、プレースキックにも以前は不安定なところがあったけれど、すごく高いレベルで調子をキープしている。途中から入ったクルーデンも良かった。ポジションを争う相手が安定したパフォーマンスを見せているから、ライバルもより安定したパフォーマンスを見せなければならない。その意識が互いを高めていき、チームのパフォーマンスを安定させる。好循環が続いています。クルーデンは、どちらかというとインパクトよりも先発で時間をかけてゲームを作っていくタイプだったけれど、これからはベンチスタートのときにどれだけインパクトを与えるプレーができるか、自分で考えていくことでしょう。こうしてチームはまた強くなっていくんですね。

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ