ラピース「大きく変化したわけではない。すでに築かれた土台の上に、ひたすら挑戦し続けること」 | ラグビージャパン365

ラピース「大きく変化したわけではない。すでに築かれた土台の上に、ひたすら挑戦し続けること」

2022/12/21

文●野辺優子


開幕戦、ビジターでの戦いにもかかわらず、出色の出来を見せて18シーズン振りにサンゴリアスに勝利したスピアーズ。試合後、HOマルコム・マークス、SOバーナード・フォーリー、FLピーター・ラピース・ラブスカフニ、3人のインターナショナル選手に話を聞いた。3回に分けてお届けする。第3回目はワイルドな面持ちとなった、ピーター・ラピースラブスカフニ。

――まず今日の試合の感想をお願いします。


率直な感想としては、私たちは本当に興奮しましたよ。そうですね。すごく良いスタートです。私が日本からスピアーズ に戻ってから、本当に良いエネルギーを感じました。戻ってこられて最高だし、みんなと一緒にいられて最高だし、みんな試合を楽しみにしていました。だから、試合に入るときは、みんなその興奮をそのままに、試合に臨みました。結果には本当に感謝しています。


――今までとチームは変わったというような点はありますか?


大きく変化したわけではありません。ただ、基本的なことをしっかりやることと、すでにあるものをさらに発展させること、そのシステムをよりよくすること、そして遂行することに努めただけだと思います。ただ、システムを改善し、実行力を高めようとしただけです。つまり、すでに築かれた土台の上に、ただひたすら挑戦し続けるということですね。



――トーナメントで優勝する自信はありますか


ここ数シーズン、私たちは自信を持っていましたが、今シーズンも同じです。私たちは、本当に良い結果を出したいと思っています。できることはすべてやるし、自分たちの力だけではどうにもならないこともたくさんある。だから、結果にこだわるのは難しいんです。ええ、私たちはプロセスに集中し、できる限りうまくやれることを見極め、それを実行したいと思います。


――来年はワールドカップ です。出場すれば自身にとって2度目となります。


まだ先の話ですよ。でも、そうですね、たくさんの壁があると思っています。でも、(来年の日本)代表チームの一員になりたいと思うし、そのためにすべてを捧げたいと思います。でも、さっきも言ったように、今はリーグワンにいるので、スピアーズのためにすべてを捧げようと思っていますし、他の選手もまったく同じマインドセットだと思います。


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