埼玉ワイルドナイツ連覇ならず「私達はまたここに戻ってくる」ロビー・ディーンズ監督、坂手淳史キャプテン | ラグビージャパン365

埼玉ワイルドナイツ連覇ならず「私達はまたここに戻ってくる」ロビー・ディーンズ監督、坂手淳史キャプテン

2023/05/21

文●編集部


NTTジャパンラグビーリーグワン2022-23、初代王者の埼玉パナソニック・ワイルドナイツは連覇をかけてクボタスピアーズ船橋東京ベイとのファイナルに挑んだ。

後半17分堀江のトライでワイルドナイツが2点差に迫る

後半17分堀江のトライでワイルドナイツが2点差に迫る


前半お互いにミスが多かったが、後半ワイルドナイツはHO堀江翔太が反撃の口火をきるトライで2点差とすると、さらにルーキー・WTB長田智希が対面のルーキー、木田晴斗さらに大阪仰星高校の先輩であるWTB根塚洸雅を弾き飛ばし逆転のトライ。ここまでは「ワイルドナイツ劇場」の幕開けかと思われた。

長田が木田・根塚のタックルを交わしインゴールへ。

長田が木田・根塚のタックルを交わしインゴールへ。







しかしこの試合では、残り12分とスピアーズには冷静になるには十分な時間が残されていた。スピアーズSH藤原忍のボックスキックで、ボールはワイルドナイツ陣内22m手前付近の絶妙な位置に落とされた。

ルーズボールが根塚に入りボールをキープ

ルーズボールが根塚に入りボールをキープ


ハイボールのキャッチではチーム1とも言える野口竜司のもとへ。そこにはスピアーズも、NO8ファウルア・マキシ、WTB根塚洸雅が素早くチェイスしていた。プレッシャーのかかる中でマキシと野口がコンテスト。両者とも確保できずルーズボールは根塚のもとへ。

立川理道が木田へキックパス

立川理道が木田へキックパス



マリカ・コロインベテがプレッシャーをかけるも根塚にボールをキープされラックを作られると、すぐさま左オープンサイドに展開。アタックラインができていたスピアーズにくらべ、ワイルドナイツは、ディラン・ライリー一人のみ。立川理道が大外でコールをしていた木田晴斗へキックパス。ボールをキャッチした木田がトライを決め再びスピアーズに逆転を許してしまう。

キックパスをキャッチした木田晴斗

キックパスをキャッチした木田晴斗


そのままインゴールへ再び逆転となるトライ

そのままインゴールへ再び逆転となるトライ





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