第15節終了後の個人&チームスタッツを分析―ベストキッカー賞を決める「ゴールキック成功率」を独自集計 | ラグビージャパン365

第15節終了後の個人&チームスタッツを分析―ベストキッカー賞を決める「ゴールキック成功率」を独自集計

2022/05/03

文●大友信彦


リーグワンは第15節が終了。リーグ戦は残り1節。順位争いと同時に、個人記録、タイトル争いも山場を迎えてきた。
リーグワンの個人表彰項目は30日に発表された。選考によって表彰が決まるMVP、新人賞、ベスト15を別にすれば、成績によって決まるのは得点王、最多トライゲッター、ベストキッカーだ(ベストタックラーとベストラインブレイカーはリーグが契約しているOPTAのデータから選出される)。
ということで、残り1節時点での3項目のランキングを見てみる。

トライランク

ディラン・ライリー

ディラン・ライリー

1 ディラン・ライリー(埼玉ワイルドナイツ) 11T
2 テビタ・リー(東京サンゴリアス) 9T
2 イズラエル・フォラウ(シャイニングアークス浦安) 9T
2 竹山晃暉(埼玉ワイルドナイツ) 9T
5 ジョネ・ナイカブラ(ブレイブルーパス東京) 8T
5 アタアタ・モエアキオラ(神戸スティーラーズ) 8T
5 クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ) 8T
8 マルコム・マークス(スピアーズ船橋・東京ベイ) 7T
8 アイザック・ルーカス(ブラックラムズ東京) 7T
8 谷口和洋(スピアーズ船橋・東京ベイ) 7T
8 ダミアン・マッケンジー(東京サンゴリアス) 7T
8 山下楽平(神戸スティーラーズ) 7T
トライ王争いは前節に続き、上位勢に変化はなかった。

クワッガ・スミス

クワッガ・スミス

ライリーが逃げ切るか。それとも竹山、リー、フォラウ、あるいはほかの選手が逆転するか。ここで気付くのはランキングの上位はBKの選手が多いことだ。ラグビーでは普通のことと思われそうだが、トップリーグが始まった2003年度の初代トライ王はグレン・マーシュ、翌04年度はルアタンギ・バツベイと、実はFWのトライ王が続いていた。対して現在のトップ10(12人)の中にFW選手はマルコム・マークスとクワッガ・スミスの2人だけ(WTBとNo8の両方で出ている選手が1人いるが)。リーグワン初代トライ王はBKから出ることになるか?


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