主将不在の中、守りきった早稲田!伝統の早明戦を制す―大田尾竜彦監督・長田智希主将・小林賢太副将コメント | ラグビージャパン365

主将不在の中、守りきった早稲田!伝統の早明戦を制す―大田尾竜彦監督・長田智希主将・小林賢太副将コメント

2021/12/05

文●編集部


5日、関東大学対抗戦・最終節、明治大学(2位)と早稲田大学(3位)の早明戦が行われた。会場には10,620人の大観衆が訪れた。試合は緊迫感ある展開で、互いに1トライづつを決め10-7と早稲田がリードして迎えた後半、明治は何度もゴール前に攻め込むも、早稲田の粘り強いディフェンスを崩し切ることができず、逆にボールを失い、早稲田はワンチャンスをものにし、WTB小泉のトライで勝負あり。17-7で早稲田が勝利。対抗戦2位を決めた。

勝利した早稲田大学、大田尾竜彦監督、この試合は怪我のため欠場となった長田智希キャプテン、ゲームキャプテンを努めた小林賢太バイスキャプテンが記者会見に応じた。

長田が不在という中でピッチにたった15人、リザーブの23人が自分たちの持てるものを発揮してくれた。当然いろいろと課題はありますが、全員で(足りないものを)補い合っていく姿を見れたのは一番の収穫かなと思います。今日の選手を誇りに思える。見ていて頼もしいと感じました。


――「補い合う」という部分を感じられたプレーは?


早稲田としてはディフェンスの部分をかなり慶應戦から整備してのぞんだ試合でした。タックルした起き上がるとき、起き上がってからどこに裏のスペースがあるかなど。今日、WTBに入った小泉が河瀬がタックルに入った後に「戻ってこいと」ものすごく呼んでいました。おそらくここにスペースがあるから埋めてくれということだったと思います。河瀬はその声に反応してスペースを埋めていました。そのあたりが、上からみるとわかりましたし、そういうコミュニケーションからいいディフェンスが生まれたかなと思います。

――接点での評価について


よかったと思います。足が芝生に噛んでいる状態。特にセカンドマンですね。あそこで乗り越えられたらノットロールアウェイ。押し返したらスローダウン。そこの接点の攻防でうちが今日は頑張ったなあと思います。

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