本誌選出!ドリームセブン・太陽生命ウィメンズセブンズ熊谷大会、ネクストセブンも同時選出 | ラグビージャパン365

本誌選出!ドリームセブン・太陽生命ウィメンズセブンズ熊谷大会、ネクストセブンも同時選出

2021/06/09

文●大友信彦


太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第3戦・熊谷大会のトライ&得点ランキングと、恒例の本誌選出ドリームセブンをお届けする。

今大会はサクラセブンズ候補で中軸を固めたチャレンジチームが東京大会に続き優勝。しかし大会オフィシャルのMVPは準優勝ながとブルーエンジェルスのファタシンプキンズ・カタリナが受賞した。正直、優勝したチャレンジでチームのピンチを救うトライを挙げ続け、ディフェンスにも奮闘した原わか花が受賞しなかったのは意外だった。
とはいえ、カタリナの活躍も素晴らしかった。トライをあげ、キックを決め、得点をあげただけではない。相手の意図を先読みしたディフェンスでの働き、ブレイクダウンの働き。わずか10人、途中からは実質9人で決勝まで勝ち進んだながとの快進撃はみごとなもので、カタリナの働きはその原動力だった。
優勝以外のチームからMVPが選ばれたケースは過去にもある。2015年保土ケ谷大会(優勝=アルカス熊谷)での堤ほの花(チャレンジ)、同年東京大会(優勝=東京フェニックス)での平野優芽(ラガールセブン)がそれだ。今回は6年ぶりに、優勝チーム以外からMVPが選ばれたわけだ。
そもそも、誰がどう選んでも「なぜ誰を選ばなかったか?」の疑問はついて回るものだ。

かくいう当欄も、表彰式も商品もない立場ながら「なぜこの人を選ばなかったの?」という声なき声を想像しながら「ドリームセブン」を選出している。今回は、熊谷大会で抜群の存在感をみせた選手たちをドリームセブンとして、近未来の女子セブンズシーンで主役の座に登ってきそうな輝きを見せた選手たちをネクストセブンとして、あわせて14人を発表するが、無論、ここに選ばなかった選手にも素晴らしい活躍をみせた選手はたくさんいたことを、当たり前だが付記しておく。選手のみなさん、コーチのみなさん、素晴らしいプレーの数々、試合の数々をありがとうございました。

熊谷大会トライランキング

1 原わか花(チャレンジ)13T
2 鹿尾みなみ(東京山九フェニックス)6T
2 角川穂乃花(横浜TKM)6T
4 増田 結(東京山九フェニックス)5T
5 磯貝美加紗(ながとブルーエンジェルス)4T
5 ファタシンプキンズ・カタリナ(ながとブルーエンジェルス)4T
5 三谷咲月(三重パールズ)4T
5 ポーリレン・ケイラマリタ(東京山九フェニックス)4T
5 ンドカ・ジェニファ(RKUグレース)4T
5 コロニアフェイスハコ・ヘイブレム(アルカス熊谷)4T
5 村田彩乃(追手門VENUS)4T
5 永井彩乃(横浜TKM)4T

得点王に輝いたのは原わか花(チャレンジ)。当初は出場予定メンバーに入っていなかったが、SDSメンバーの松村美咲(関東学院六浦2年)のコンディション不良により急遽登録されると、大会開幕戦となった横浜TKM戦で試合開始のキックオフからノーホイッスルの90m独走トライ。そこから6試合で13トライ。それも6試合すべてでトライ。2戦目からは5試合連続で複数トライを決めるという量産ぶりだった。

原の太陽生命シリーズトライ王獲得は石見智翠館高3年だった2017年東京大会(10t)以来4年ぶり。通算トライは59となり、堤ほの花(65)、上運天あかり(62)、磯貝美加紗(62)に次ぐ歴代4位に浮上した。
2位の鹿尾みなみは今季3大会で14トライ。角川穂乃花は同じく3大会で10トライ。シーズンランキングのトップは今大会5位の磯貝美加紗で3大会で15トライをあげている。

熊谷大会得点ランキング

1 原わか花(チャレンジ)65=13T
2 大黒田裕芽(チャレンジ)39=1T17C
3 ファタシンプキンズ・カタリナ(ながとブルーエンジェルス)33=4T5C1P
4 鹿尾みなみ(東京山九フェニックス)30=6T
4 角川穂乃花(横浜TKM)30=6T
6 三谷咲月(三重パールズ)26=4T3C
7 増田 結(東京山九フェニックス)25=5T
8 村田彩乃(追手門VENUS)24=4T
9 磯貝美加紗(ながとブルーエンジェルス)20=4T
9 ポーリレン・ケイラマリタ(東京山九フェニックス)20=4T
9 ンドカ・ジェニファ(RKUグレース)20=4T
9 コロニアフェイスハコ・ヘイブレム(アルカス熊谷)20=4T
9 永井彩乃(横浜TKM)20=4T

13トライでトライ王の原わか花が65得点で得点王にも輝いた。原の得点王獲得は、これも石見智翠館高3年だった2017年東京大会以来2度目。6試合すべてに先発し、4試合にはフル出場。5試合目となった準決勝の追手門戦ではGPS測定で自己新となる最高速度時速31キロを記録。タフな環境で力を出せることを実証した。得点ランク2位の大黒田はチャレンジの司令塔としてやはり6試合すべてに先発。原を越える5試合にフル出場を果たした。


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