本誌選出!第3回U18 女子セブンズ大会・ドリームセブン、ベストトライ&タックル | ラグビージャパン365

本誌選出!第3回U18 女子セブンズ大会・ドリームセブン、ベストトライ&タックル

2020/10/28

文●大友信彦


ラグビ-ジャパン365では、10月24日~25日に開催された第3回全国U18女子セブンズ大会を通じて、素晴らしいパフォーマンスをした選手たちをドリ-ムセブンとして選出。あわせて、ベストトライ、ベストタックル、そしてドリ-ムセブンに惜しくも入れられなかった選手から将来への期待も含めて厳選したネクストセブンをお届けする。

ベストトライ&ベストタックル

松田向日葵

松田向日葵

追手門学院・11 松田向日葵(まつだ・ひまわり)
プレ-ト準決勝 PEARLS-追手門学院 前半


自陣のこぼれ球を相手と競りながら蹴って前進、さらにドリブルを繰り返し、その都度相手と競り合って追いついてはさらにドリブル……結局5度のキックを繰り返してほぼ70mを切り返し、右隅へトライ。ダッシュを繰り返しながら正確なキックを蹴ってはチェイスを重ねたスキルとスプリント力、そのままトライまで持って行った決定力はみごと! 何より、こんなトライ初めて見ました!(無観客でなかったらどれほどの歓声があがっていたか?)


PEARLS:4 須股莉子(すまた・りこ)
プ-ルA 京都成章-PEARLS 前半7分



スクラムからの京都成章の鮮やかなアタックで抜け出し左隅トライラインに迫った京都成章⑨長瀬拓美に対し、PEARLS④須股莉子が内側から必死に戻り、トライライン寸前でタックル。トライ寸前にタッチラインへ突き出した。文字通りのトライセ-ビング(トライ阻止)タックル!



ネクストセブン


須田倫代(すだ・みちよ)京都成章 3年

須田倫代

須田倫代


創部3年目で優勝を飾った京都成章のミッドフィ-ルドを統率した司令塔。ランとキックを自在に使い分けながら前に仕掛け、豊富なオプションとコミュニケ-ション力、情熱を前面に出すゲ-ムリ-ドで、攻守両面で相手にプレッシャ-をかけ続けた。

中平あみ(なかだいら・あみ)國學院栃木 3年

中平あみ

中平あみ


高校世代ナンバ-ワンのスピ-ドを誇るスプリンタ-も、今大会では徹底マ-クを受け、スペ-スはほぼなし。それでも4試合すべてでワンチャンスにトライ。抜け出した相手に追いつくバッキングのディフェンスも光った。


畑田桜子(はただ・さくらこ)福岡レディ-ス(筑紫)2年

畑田桜子

畑田桜子

エ-ス大内田夏月が負傷で欠場した福岡レディ-スにあって獅子奮迅の働きをみせた2年生。鳴門渦潮の猛攻をあびたプレ-ト準決勝では、同点で折り返した後半に決勝トライを含む2トライ。勝負所でみせる集中力が光った。


服部ひかる(はっとり・ひかる)富島 3年

服部ひかる

服部ひかる


大股のステップから体勢を立て直して前へ出るとに、グイグイと加速。前へ突き進む強い意志がにじみ出る。ボウル戦準決勝の北海道選抜戦では3トライのハットトリック。165センチの身長以上に見えるスケ-ルの大きさをすべての試合でアピ-ルした。


星谷心咲(ほしや・みさき)北信越選抜(開志国際)2年

星谷心咲

星谷心咲


公式デ-タの身長は171センチと今大会最長身。懐深くパワフルなボ-ルキャリ-を反復し、タックルされてもなかなか倒れないキ-プ力が光る。プ-ル戦の福岡レディ-ス戦ではフェイズを重ねるたびにボ-ルキャリ-を繰り返し、最後は相手ディフェンスをすり抜けてトライ。将来性豊かな大器だ。


白幡来美(しらはた・くるみ)北海道選抜(遠軽)1年

白幡来美

白幡来美


重量感のある恵まれた体格から繰り出すパワフルなボ-ルキャリ-で相手ディフェンスにくさびを打ち込む、倒れても起き上がって再びボ-ルに絡む機動力&存在感抜群のランナ-。小学6年のときには関東学院六浦で開催されたKGMガ-ルズラグビ-フェスティバルに参加してU12のMVPを獲得していた。将来に期待!


根本佳奈 東北選抜(磐城)3年

根本佳奈

根本佳奈


チ-ムの練習機会が少なく思うような結果を残せなかった東北選抜にあって、ボ-ルを持てば常にアグレッシブにチャレンジ。相手ディフェンスが揃っていても仕掛け、つかまりかけてもギリギリの間合いで抜きさる。ボウル準決勝の北信越選抜戦では3トライのハットトリックと気を吐いた。


ドリームセブンは次の7人だ。

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