第1戦に勝利することが最も大切だと繰り返し話していた、リーチ マイケルキャプテン。イタリアとの戦いで見事34−17で勝利。勝利したことは大きな自信につながるが、ロッカールームに戻った選手は誰一人この結果に満足していなかったという。
今日の試合はこれぞテストマッチラグビーでした。試合中、大事な場面がいくつかあって、そこをリーダーグループで乗りこえられたのは嬉しく思います。試合中の大事な場面を自分たちの有利な状況に持って行って、本当にいい、試合の運びでした。
今日のゲームをとても誇りに思います。相手はベンチに6人もFWを入れていて、本当にFW勝負で来ると思っていましたがその通りでした。勝って反省することは2つあります。ラック周りのディフェンスで少しいかれた部分があった。もう1つは蹴ったボール(に対するチェイス)を見直さないといけない。この2つは来週に向けて修正したい。
来週の試合は相手が必死にやってくるので大事。それに勝てばさらに大きな自信になるのでしっかり準備したい。今日良かったのは勝って反省できるので、しっかり自分たちの役割やディフェンスを固めて次の試合に向けて頑張ります。
――勝敗を分けたポイントは
この試合を開始する前から勝っていたと思います。それは最高の準備ができたからです。さらにそう思わせてくれたのは今朝のできごとです。朝食食べている時、流と(松田)力也が話していることを耳に挟みました。
彼らの話している内容は、4点ビハインドになったシーンで、アタックするとか 地域を取りにくのかなどの話が繰り広げられていました。それを見て、本当に素晴らしい準備ができていると思いました。
選手たちが様々な状況を想定した上で話し合って考えあっていることを感じたので試合前から勝っていたという感情になりました。