「5年前果たせなかったトライの壁を打ち破りたい」ジャパンのスピードスターが世界選抜戦を終え感じた手応えとオールブラックス戦に向けた思い | ラグビージャパン365

「5年前果たせなかったトライの壁を打ち破りたい」ジャパンのスピードスターが世界選抜戦を終え感じた手応えとオールブラックス戦に向けた思い

2018/10/28

文●編集部


ラグビー日本代表はジャパンXVとして世界選抜XVと対戦し、28−31と敗れた。80分とおしてインターナショナルレベルでもしっかりとその実力が通用することを誰もが感じる選手がいた。日本のスピードスター福岡堅樹(WTB/パナソニック)だ。

印象的だったのは前半21分、敵陣に攻め込んだジャパンXV。SO田村優のキックパスをキャッチした福岡はオールブラックスFBネヘ・ミルナースカッダーと対峙し、スピードで抜き去りトライをとったシーン。それだけでなく、ボールを持てばなにかやってくれるのではと期待したくなるプレーで会場を沸かせた。

世界選抜戦を終え、この試合のパフォーマンスと自身2度目となるオールブラックスとの試合について意気込みを聞いた。

キックチェイスはジャパンの心臓

――今日の試合について


福岡 自分たちらしいポジティブなアタックができる時間帯もすごく多かったですし、最後勝ちきれなかったのは残念な結果ですが、11月に向けていい勢いをつけられる成果もあったと思います。アタックで崩せている時間も本当に多かったので常に継続していきたいですが、ディフェンスで簡単に取られたところはニュージーランド、イングランドと戦う上で必ず修正しないと厳しい結果になるので修正したい。


――ファーストトライ取りました


それまでFWやたくさんの選手が前にいい勢いを与えてくれて、(SO田村)優さんがいい判断して自分につないでくれて、自分が持ったとき前にスペースがあったので思い切って走りきることができた。優さんがそういうのを見てくれる。視野が広いので、自分はキックパスをもらうような準備をいつもしています。


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