ロシア戦はどこまでやれるか自分たちで試す戦いになる―LOヴィンピー・ファンデルヴァルト | ラグビージャパン365

ロシア戦はどこまでやれるか自分たちで試す戦いになる―LOヴィンピー・ファンデルヴァルト

2018/11/23

文●編集部


いよいよ24日、日本代表はテストマッチ最終戦・ロシア代表との試合を迎える。来年のワールドカップ2019開幕戦で戦う相手に「ジャパンの力」を見せつける試合をしたい。2m級の選手がひしめく第2列の中で小柄ながらもハードワークでジャパンに必要な選手の一人、ヴィンピー・ファンデルヴァルトが取材に応じた。

――イングランド戦を振り返ると


「60分間は良かったけれど、最後の20分間はうまくいかなかくて、勝てなかったのは悔しい。最後の20分間は集中が途切れてしまったように感じる」


――イングランドの大きくて重いFWに対してヴィンピーは最初から激しくコンタクトを繰り返しました。消耗はいかがでしたか。


「疲れは特に感じなかった。ニュージーランド戦のときのように走らされる感じはなかったので、僕自身は疲れはなかった。まあ、あのWTB(イングランド⑪ジョー・コカナシガ、192cm・112kg)とぶつかった場面だけはちょっとね……言い訳になっちゃうけど、あの場面では片方の足がスリップして、しっかりタックルできなかった。テクニックを誤ってしまったんだ……でも、向こうが大きかったのは間違いない(笑)」

――ロシアについての印象は。映像はどんな試合を見ていますか。


「ビッグガイ(笑)。大きな選手が揃っているね。フィジカルが強い、FWが強いという印象がある。映像は、ナミビアとの試合と、先週末のニューポート・ドラゴンズとの試合。あと6月のアメリカ、カナダとの試合も見ているよ。サイズだけならイングランドよりも大きいんじゃないかな」


――ロシアはワールドカップの初戦で戦う相手です。


「そこは意識している。自分たちがどこまでやれるかを自分たちで試す戦いといえばいいかな。ここで僕らがしっかりと勝てば、彼ら(ロシア)はワールドカップ本番ではメンタル的に難しい立場での戦いになってしまうと思う。手の内を隠すかどうかは僕たち選手が考えることではないけれど、相手の弱点や、逆に強みの部分をあらかじめ把握できるのはいいことだと思う」

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