アイルランド戦に続いて先発出場のSO松田力也は、この試合でも期待どおりのパフォーマンスで日本の攻撃を組み立てた。田村優との2枚看板が確立することで、相手やゲームプランに合わせた戦術を組み立てやすくなることはもちろん。日本が2023年に向けて大きな戦力になることは間違いない。「ボールを動かすところは、ポジティブに良かった。反省としてはキックを2本外したこと。」と試合後の会見で話した。

「まだまだレベルアップしたい。ゲームタイム含めて試合に出たいが次のリーグワンで意識してやりたい」

――ボールポゼッションを意識した戦い方について


もちろん、キックを中心に考える戦術も取っていましたし、相手を分析するとポゼッション取ってくる戦術だったので、相手にあげるキックではなく、ボールを持ってプレッシャーを与えるためにポゼッションを取りました。

（感触は）スペースはしっかりあるのが見えていたし、相手はいやがっていた。大きなFWはプレーが切れるたびに手をついていたのが見えていたので、自信を持ってアタックしようとグラウンドで話していたし、プラン遂行しようとしました。細かいペナルティー、パスがつながったり、タッチでたりと細かいところが点につなげられなかった。もっともっと改善しないといけないし、細かいところを改善しないといけない