HSBCワールドセブンズシリーズ2020、残りすべての大会が中止に。男子日本代表はコアチーム昇格へ | ラグビージャパン365

HSBCワールドセブンズシリーズ2020、残りすべての大会が中止に。男子日本代表はコアチーム昇格へ

2020/06/30

文●編集部


ワールドラグビーは30日、7人制ラグビーの世界的なサーキットシリーズ「HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2020」の残りの大会を中止とすることを発表した。これにより、男子は予定していた香港、シンガポール、ロンドン、パリ大会は開催されず、女子は香港大会、さらにラングフォード、パリ大会が開催されないことが決まった。

この中止により、男女ともにニュージーランドが総合優勝を決めた。コアチーム昇格をかけていた日本代表男子は、チャレンジャーシリーズ、第1ラウンドのチリ大会では3位。第2ラウンドのウルグアイ大会では優勝。総合1位となりコアチーム昇格を決めた。

■男子セブンズ日本代表 岩渕健輔ヘッドコーチ
「2019年のワールドシリーズ最終戦のパリ大会では残留のかかった試合で勝ちきれず、それから1年間、選手・スタッフ全員が、個々に足りない部分、チームとして足りない部分の改善に努めて来ました。チャレンジャーシリーズ2大会目、ウルグアイ大会決勝では、延長戦後半まで0対0という7人制の試合としてはあまりない展開の中勝ち切ることができ、結果的に2021シーズンのコアチーム昇格を決めることができました。いつもチームを応援くださっている皆さまに心より御礼申し上げます。代表チームは昨日から新たなトレーニングフェーズに入りました。来るべき次なるステージでの戦いに向けて、引き続きしっかりと準備をしてまいります」

とコメントを残した。

一方、女子日本代表は、チャレンジャーシリーズが開催されずに今シーズンを終了することになり、コアチーム昇格を果たすことができなかった。

■女子セブンズ日本代表 稲田 仁ヘッドコーチ
「昇格大会が行われないことにより、目指していたワールドラグビーセブンズシリーズ2021のコアチームでの参戦が叶わないことを大変残念に思います。しかしながら、今の情勢からすればやむを得ないこととして受け止めております。延期された東京オリンピックまでの貴重な時間を大切に使い、サクラセブンズの目指すラグビーを磨きあげたいと思います。日々、変わる状況の中でもチャレンジと努力を続け、来年の東京オリンピックでのメダル獲得に向けて進んで行きたいと思います。引き続きサクラセブンズへのご声援のほどよろしくお願い申し上げます」

と協会を通じコメントを残した。

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