未来のサクラセブンズへ―本誌選出!全国U18女子セブンズ大会・ドリームセブン | Rugby Japan 365

未来のサクラセブンズへ―本誌選出!全国U18女子セブンズ大会・ドリームセブン

2018/11/01

文●大友信彦


10月27、28日に行われたU18世代の頂点を決める「全国U18女子セブンズ大会」は石見智翠館高校が圧倒的な強さで初代王者で幕を閉じた。女子セブンズでは恒例となった「本誌選出!ドリームセブン」を今大会でも発表。未来のサクラセブンズとなる逸材は一体。

鈴木侑晏(すずき・ゆあん) 石見智翠館高2年

パワフルなタテ突破で決勝の福岡戦の先制トライなど大会4試合で4トライ、それもカップトーナメント準決勝と決勝で3トライをあげる勝負強さで智翠館を優勝に導いた。
大阪府大東市のOTJでラグビーを始め、東大阪市のノーサイドラグビースクールで男子とともに練習して磨いたパワーが武器。本大会MVP受賞。

 

今釘小町(いまくぎ・こまち)石見智翠館高2年

広い視野と正確なキック、パスのスキルで、石見智翠館を優勝に導いた司令塔。決勝の福岡戦で勝負を決めたラインアウトのムーブではスピードも見せつけた。6T12Cの54得点で今大会得点王。

 

杉本七海(すぎもと・ななみ)石見智翠館高3年

全員がタックラー、全員がハードワーカーで全員がランナーという石見智翠館の中でも出色のワークレートの高さをみせた。今大会4試合で4T4Cの28得点をあげた。

 

永田花菜(ながた・はな) 福岡レディース 福岡高2年

長いストライドから生まれる抜群のスピードでトライを量産。すでにサクラセブンズ入りしている実力をみせつけ、4試合で8トライをあげ今大会のトライ王に輝いた。決勝の石見智翠館戦では相手のエース大谷芽生に後方から追いつき、相手の抱えたボールを後ろからはじき落とす頭脳的なトライセービングタックルも魅せた。


 

西村蒼空(にしむら・そら)追手門学院高 3年

セブンズデベロップメント合宿の常連で、太陽生命シリーズでも実績のあるキックに加え、ランプレー、コンタクトプレーでも懐の深さ、独特の間合いで好プレーをみせた。カップ3位決定戦のブレイブルーヴ戦の後半5分にみせた鋭いステップからのトライは圧巻だった。


 

中平あみ(なかだいら・あみ)国学院栃木高1年

今大会でブレイクした新星。長いストライドを活かした圧巻のスピードは、ボールを持ったら誰も追いつけない。4試合で7トライ。永田花菜と1差のトライランキング2位に食い込んだ美脚フィニッシャー。長野日大中から国学院栃木へ進み現在1年生。今年8月にはNZ政府公認の留学プログラム「GAME ON ENGLISH」で3週間NZ留学を経験した。

 

弘津悠(ひろつ・はるか)SCIX 兵庫県立星陵高3年

タックルされても倒れない体幹の強さ、スピンしながら前進するバランス感覚と前への意欲。スケールの大きな将来性を感じさせた。父は大工大高-同志社大で主将を務め、神戸製鋼に進みV7時代に活躍した元日本代表HO弘津英司さんだ。

 

【番外】本誌選出 ベストタックル 安東菜桜(東北選抜/秋田工3年)

ボウル3位決定戦の北信越選抜戦、独走した北信越の西真央を後方から猛然と追走。背後からのタックルで倒すやいなや立ち上がってジャッカルに入り、敵味方どちらのセカンドプレイヤーも到着する前に1人でPKを獲得する完璧なタックルだった。父は秋田工-明大-秋田市役所で活躍、ハードタックルで鳴らした元日本代表SH安東文明さん。


 

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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