自分らしいプレーができた。  後半8分から登場!ハイランダーズ・姫野和樹「証明したい自分の力」 | ラグビージャパン365

自分らしいプレーができた。  後半8分から登場!ハイランダーズ・姫野和樹「証明したい自分の力」

2021/03/26

文●編集部


後半8分、ついにその時がきた。スーパーラグビー・ハイランダーズに所属する、FL/NO8姫野和樹がハリケーンズ戦のピッチに登場した。ニュージランドに入国して2週間の隔離期間を経てチームに合流。「正直(隔離期間の時は)大丈夫かなと思っていた。」(姫野)そんな不安を払拭するのは、昨年からほぼ1年間公式戦ができないラグビーすることに飢えた思いと、ラグビーができないからこそ取り組んできたフィジカルのトレーニングだった。

ピッチに出た姫野はチームを鼓舞し、ボールキャリーしたら前進。チームの悪い流れを変えるインパクトプレーヤーとしてその存在感をしっかりとチームのホーム、フォーサイス・バー・スタジアムに残した。

試合後に行われた記者会見を余すところなくお伝えする。

まずはこれだけ集まっていただきありがとうございます。今日は、自分らしさがでた。1年ぶりの公式戦ということもあって、とにかく今日は自分にフォーカスしました。自分のプレーに集中しました。ここに来ていい経験を積むだけが目的ではない。自分の経験値だけに満足するのではなくチームを勝たせるためにやっていきたい。


――これまでのサンウルブズでの試合と今日の試合の印象に何か違いは?


ラグビーが戻ってきたなというのが第1印象でした。本当に楽しくて、アップの時からニヤニヤしていました。人の前でプレーする、お客さんの前でプレーするのがこんなに楽しいんだということを改めて感じましtあ。昨年1年間は(試合が)できなかったですし。ここでプレーできる幸せを感じた。このスタジアムは過去2回プレーして、2回とも怪我していたのですこし不安でした。ですが、今日は怪我なく終われたのでハッピーな気持ちです。

――早速試合ではジャッカルを決めました。今の体の状態は


味方がいいタックルしたので、チャンスだと思って思い切ってつっこみました。体の状態はいい感じです。昨年ラグビーが出来なかった分、体にフォーカスして1年やってきたので、そこは自信持ってできていた。1年ぶりの試合でもいいプレーができたのはその成果だと思います。試合勘を取り戻していきたい。


――今日はボールキャリーも多く、姫野さんらしいプレーでした。ジェイミー・ジョセフ日本代表HCやブラウニー(トニー・ブラウン ハイランダーズHC)から何かメッセージはありましたか。


ジェイミーは昨日、頑張ってねというLINEをもらいました。ブラウニーもそんなに多くは語らなかったですね。でも、メンバーに入ったときにブラウニーが一番喜んだかなと思います。メンバー入った時の思いは、嬉しかった。1年も公式戦から離れていたので。その鬱憤ではないですが、20番をつけてリザーブとしてチームに流れを変えることができたと思います。今日に関しては自分に合格点をあげたい。

――ハイランダーズでプレーしたことで見つけたことや課題は。


コミュニケーション難しいところがある。半年で英語できると思っていなかったですが。コミュニケーション能力はもっと伸ばしていかないとと思います。ゲーム感覚をもっともっと研ぎ澄ませていきたいですね。


――ニュージーランド入ってから隔離の時間をうまく使えた?


隔離期間中は、正直大丈夫かなと思っていました。朝20分、ランの時間があって、コインパーキングくらいの大きさのところで走って。隔離期間はボールも触ることができなかった。なので体的には良い準備できていなかった。ただ、メンタル的なところで、自分の立ち位置や自分がここに来てどういうチャレンジするのか、何を得たいのか、そういう部分でのメンタルの準備のために有意義に使うことができた。


――ピッチに入る瞬間どんな思いだった。英語で声をかける姿もありました。


(後半)10分くらいで入ったんですが、あまり驚きはなかったです。チームとしても流れが悪かった時だったのでブラウニーの意図が理解できていました。自分がボールキャリーで仕事して流れを変えなくてはいけないなと思っていました。

試合の中で、自分のパッションを出していくのが、自分のリーダーシップだと思っています。苦しいときにチームに声出す。自分のエナジーを簡単なことでもいいので、他の選手に伝えていく。そこは英語が話せなくてもできることだと思っているので意識してやっています。

――隔離時間が終わってチームに合流してから、コンディションを戻すために自分で工夫したことは


隔離期間中はボールも触れないので、トップリーグや、プレシーズンマッチの映像を見て、ラグビーのイメージを持つことにつとめました。イメージトレーニングは毎日していました。(チームに)合流してから、通常のフィットネストレーニングのエキストラやグラウンドで一番最後まで個人練習したり、ボールを使う練習を続けました。


――ハイランダーズにはオールブラックスの選手が多くいます。一緒にいて学びたいなと思えたことはありますか。


シャノン・フリゼル(FL/NO8・オールブラックス9キャップ)は年も近くて良くしてくれるのでとても仲が良いです。ノニに負けたくない、彼に負けないという思いで今はやっています。彼はオールブラックスですし。またSHアーロン・スミス選手も知識豊富で、SHでありながらFWの個人メニューも提示してくれます。日本ではそういうことはなくて、SH目線でFWにこうしてほしいといわれることが新鮮なので、いい経験ができている。



――先ほど言われていましたが。このスーパーラグビーで何を得たいのか


力の証明、日本人としての力の証明。今後ラグビーを日本になくてはならないものにするために日本人選手でもこれだけできるんだということを証明する。ラグビーをやりたい子どもたちにも、日本の選手たちにも発信できる。



――ラグビー以外でのリフレッシュ方法は


いい街なので、自然がいっぱいあって、時間がゆっくり。ゴルフやったり、ハイキングにいったり、すごくコーヒーがうまい。ゆっくり時間を使える街なのですごく好きです。



――英語は上達している?


上達していると思います。ラグビーでは困らないくらいのコミュニケーションはできている。


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