「引き分け」ではなく「勝つ」神戸製鋼、デイヴ・ディロンHC、フランクリン共同キャプテン、松岡賢太、山中亮平コメント | ラグビージャパン365

「引き分け」ではなく「勝つ」神戸製鋼、デイヴ・ディロンHC、フランクリン共同キャプテン、松岡賢太、山中亮平コメント

2021/04/11

文●編集部


10日、東大阪花園ラグビー場で行われたNTTドコモレッドハリケーンズとの戦いで、神戸製鋼コベルコスティーラーズは残り30秒をきって、「3点ビハインド」だった。前節、パナソニックワイルドナイツとの試合では13-13の引き分け。80分を伝えるホーンの後、PGも狙える場面で、チームには「勝利」を貪欲に追い求め、84分、ケガから復帰したHO松岡賢太の劇的なトライで勝利をもぎ取り、カンファレンス2位を決めた。

ディロンHC、フランクリン共同キャプテン、松岡賢太、山中亮平が試合後の取材に応じた。


「神戸製鋼のラグビーは常に速いラグビー。それを実現するためにオフロードはDNAになっている」神戸製鋼、デイヴ・ディロンHC

チャンスをつくることができました。その中でフィニッシュできたかといえばそうではなかった。逆にチャンスを仕留めきれなかったのは、素晴らしいコーチングされたドコモと戦ったからだと思います。たくさんプレッシャーをかけられてしまいました。

そういう試合展開になりましたが、引き分けではなく勝利してくれた選手たちを誇りに思います。

――2位通過、リーグ戦を総括すると?


今回、パナソニックに次いでの2位。2ポイント差。大きく離されていない。カンファレンスが終わって、まだまだ成長しなければならない部分もありますが、順延があったりして調整などが難しい状況で2位で終えることができたのはハッピーです。

――相手のプレッシャーも強いなかでBKが50/50パスをした場面をポジティブに捉えるかネガティブに捉えるか。


自分たちとしては、ボールをプレーし続けたい。ドコモプレッシャーを受けた部分は、映像をもう一度見直して、自分たちがプレーし続けるにはどうしたらよいか振り返りたい。


――オフロードが他のチームに比べつながる。神戸にとってのオフロードとは。


一番は、練習をしなければならない。オフロードのレベルをあげるために練習に取り組んでいる。選手たちもオフロードができる場面ではやってみようという意識をしていること。自分たちのマインドセットの中に入っている。常に速いラグビーをしたいと思っています。自分たちのラグビーのDNAだと思っています。

ベン・スミスから張碩煥へのオフロードパス

ベン・スミスから張碩煥へのオフロードパス

――松岡選手の評価。若手選手がチームに与える効果


松岡には悪い評価が言えない。今、目の前にいるので(笑)。松岡だけでなく、試合に出ているメンバーは、出ることができる価値をだしてくれている。NEC戦は試合直前のケガでチャンスを逃した。ただ、そこから今の状態にもどってくるまでにハードワークしてくれていた。フランクリンも同じ感想だと思いますが、最後のあのスローイング、あのタイミングでトライを取ろうとする勇気、そこまでやってきたからこそできると思います。松岡も、高尾も、今村、李も選手たちがいいコーチングをしあいながら今シーズンメンバーに絡んできてくれているのでチームのとっていいことです。ベテラン選手を押しのけて試合に出場するには、高い競争意識をもっている点をかっています。


神戸製鋼 トム・フランクリン共同キャプテン

基本的にHCと一緒ですが、ドコモさんは素晴らしいチームでした。自分たちとしては、関西ダービー、関西で一番強いのか、を決める試合。昨年の結果をうけてドコモは熱い思いで戦ってくると思っていましたし、その中でしっかりと勝ちとることができたのは良かった。


――ショットで同点ではなく、モールからトライを取りにいった。選手はどんな話をしていたか。


自分たちは常に勝ちを狙っていて、自分たちができることを信じています。話をしたら、YESとみんな行った。自分たちを信じ切った結果だと思います。

このスクラムでペナルティートライを決めた神戸製鋼

このスクラムでペナルティートライを決めた神戸製鋼

――スクラムで優位に組めていた


今週、ドコモ戦に向けていいプランニングだった。ディテールの修正に取り組み、ドコモのスクラムに対応することができました。もちろん自分たちの内容も重要ですが、より成長、強いスクラムを組もうという姿勢で練習に取り組んだ結果が今日の試合に出たと思います。

神戸製鋼 HO松岡賢太

――トップリーグ初トライです


初トライがチームの勝利に貢献できて嬉しい気持ちでいっぱいです。HOとしては、プレッシャーがかかる場面だったと思うのですが、練習の時から、リザーブで試合に出るのだから、ああいう場面でスローイングするだろうと想像していたので、そこは平常心でなげることができました。

――モールが組まれていたとき、何を考えていたか。


まずはモールでトライするためにしっかり全員で前に押していました。自分は一番うしろで余裕もってボールをキープすることができていたのでどこが空いているかをみて、スペースがあるのがが見えてそこに走り込みました。


――神戸製鋼に入団を決めたのは


幼いころから地元に神戸製鋼があり、憧れのチームでした。最終的に行きたいと思ったのは18―19年優勝した姿をみて、自分が一番成長できるのはこのチームだと確信したこととこのチームで自分も優勝してみたいと思ったことです。

神戸製鋼 FB山中亮平

――これから突き詰めていかなければならないこと


リーグ戦をやってきて、いい勝ち方ができる試合とそうでない試合があった。今日のようにしっかり取り切るところで取り切れない、トライを取り急いでしまうところなど、試合の早い段階で修正できればいいけど最後まで引きずってしまった。これからはトーナメントでは負けられないのでそこは修正していきたい。


――ドコモが昨年とは違う印象を実際に戦ってみて感じたか?


この試合に対する思いはやっていて感じました。新しい外国人選手やキーマンがいて、昨年より勢いがあるなと思いました。今日の試合は神戸のミスもあったのでそこまで気にしていないです。

 

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