「最高の舞台で最高の結果を」―パナソニックWTB福岡堅樹、セブンズ日本代表入りへ挑戦 | ラグビージャパン365

「最高の舞台で最高の結果を」―パナソニックWTB福岡堅樹、セブンズ日本代表入りへ挑戦

2020/01/18

文●編集部


18日、豊田スタジアムにはジャパンラグビートップリーグ2020・第2節、トヨタ自動車ヴェルブリッツとパナソニックワイルドナイツの一戦が行われた。会場にはトップリーグ歴代最多入場者の37,050人の観衆が訪れた。試合は序盤、互角の展開だったが、パナソニックが後半、この試合を最後にセブンズ日本代表入りを目指してチームを離れる、WTB福岡堅樹の突破から流れをつくると後半だけで5トライを奪ったパナソニックが終わってみれば40-20で快勝。チームとしては開幕節に続きボーナスポイント1を含む、勝ち点5を獲得し2連勝を飾った。

試合終了後、17日、セブンズ日本代表の熊谷合宿に招集された福岡堅樹が記者会見を行い、オリンピックへの思い、代表入りにむけた決意を話した。

” He does play everything " ロビー・ディーンズヘッドコーチ

ロビー・ディーンズHC(右)

ロビー・ディーンズHC(右)

一人のコーチとしてケンキ(堅樹)を指導できたことを誇りに思います。私はこれまで、ジョナ・ロムー、ダグ・ハウレット、ジョー・ロコゾコといったWTBをコーチしてきました。今名前をあげたニュージランドの3人のWTBとケンキが違うのは、フィールドの上で彼は何でもできる選手であるということです。


アタック、ブレイクダウン、ディフェンス、すべての面でチームに貢献してくれています。彼がオリンピックに出場できることはワールドラグビーにとって非常に喜ばしいことだと思っています。ケンキがピッチに立てば、チームはどんなことでも達成することができるでしょう。ケンキの活躍をお祈りしています。


「ワイルドナイツの代表として、まずはメンバー入りを」WTB福岡堅樹

(ロビーのような)世界的な(WTBの選手をコーチングしてきた)監督から評価してただけることを嬉しく思います。また期待してもらって送り出してもらうからには、必ず、自分にできる最高の結果をだせるように、一つ一つ目の前のことを大切にして、最高の時間にしたい。

――今日の試合、37,050人というトップリーグ来場者数記録を更新しました。 


開幕戦から僕たちのホームである熊谷にも、たくさんの人がきてくれました。そして今日は豊田スタジアムにこれだけの方が来られた。本当にラグビーの勢いが今きていることを感じています。だからこそ自分自身、トップリーグで見てもらえるよう、そしてラグビー人気を冷めさせずに継続させるために少しですが挑戦しました。

――3万人を超す中でプレーした感想は


これだけたくさんの中が集まってくれた。多くの人に見られてプレーする。それが普段のトップリーグでできる。本当に幸せなことだと感じました。だからこそ、自分としては、一つひとつのプレーを最高のパフォーマンスにしたいという思いでプレーしました。結果としては自分としては足りないものでした。その反省の気持ちを7人制にもいかしていきたい。

――ラグビー熱を7人制にも、という思いがあると思いますが


今、ラグビーで注目してもらっているのは15人制。なかなか7人制はメディアでも取り上げられることが少ないので、知名度はまだまだだと思っています。オリンピック競技として7人制への注目が少しでも高まれば。ラグビーの中でも7人制の存在は低い位置にあるので、7人制は7人制として、さらに注目されるようになればと思っています。

――今日トライとった心境は?


ほっとしました。そこまで自分のパフォーマンスに納得していなかったことと、試合の展開として苦しい中でああいったかたちでトライをとって、流れをつくることができた。チームに与える影響としても大きかったので、嬉しい気持ちとほっとした気持ちの半々でした。

――15人制と7人制で求められるプレーの違い


15人制ではWTBであっても、よりフィジカルが重要になってくる。ブレイクダウンでもFLの選手に対してもしっかりボールをキープする。あるいはジャッカルする。空中戦でもエアボールに対応しなければならないので、当たり負けないといったことが求められます。

7人制ではよりスピード、走る方に特化する。実際に競り合う場面というのも少ないですし、広いスペースを与えられた中で勝負します。何度も何度もトップスピードで走れる体が必要になります。自分の体をそちらへシフトしていけたらと思います。


――メダルへの思い


まずは前提にメンバーに入ることが大変だと思っているので、そこまで大それたことは言えないですが、リオを経験したメンバーとして、日本では「オリンピックでメダルをとるかとらないか」その後の扱いの差を感じました。僕たちの中では、4位でも今まで成し遂げられなかったことを成し遂げたと思っています。それでもまわりの活躍に埋もれて少し悔しい思いをした。やるからにはメダルを取りたいと思いますし、そのための努力をしていきたい。

――最後にパナソニックのメンバーを前にどんな話をした


僕はこれでチームを一旦離れることにはなるけれども、それぞれ自分たちの活躍する場所で。僕はワイルドナイツの代表としてしっかりセブンズのメンバーに入って、オリンピックで活躍できるように頑張ってくる。また自分がチームに帰ってきたら、チームがいい勢いになっていたら嬉しいので、お互いにチームが優勝できるように頑張りましょうという話をしました。

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ