11月2日に横浜市庁舎で行われた、キヤノンイーグルスが横浜市をホストエリアとする発表会見。2022年1月から始まる新リーグにおいて、ニッパツ三ツ沢球技場と日産スタジアムでホーム試合をおこなう。また地域貢献活動も行うとしている。試合後に行われた囲み取材の模様をたっぷりとお届けする。
キャノンイーグルスラグビー部部長 岡本芳弘氏

練習の拠点を町田市、試合の拠点を横浜市ということで考えています。(横浜をホストとして検討したのは)昨年のラグビーワールドカップのこともありますし、横浜市のラグビー人口も多いということがありました。受け入れていただける土壌がありました。他のスポーツ団体さんと連携して、グラウンドを確保していかなければならないという課題はまだありますが。町田市と非常に近いので移動も便利という点。私と永友の方で早くから(横浜市とは)お話させてもらっていました。
――チーム名については
地域名を入れることも想定しています。企業名もこれから検討しています。
永友洋司GM
ホーム試合については2022年は5割、2024年シーズンから8割となります。横浜を拠点とする他のスポーツ団体さんにご挨拶してご協力いただけるような相談をさせてもらっています。ただ、芝生の問題とか、まだまだ課題はたくさんありますが、新リーグ参入条件には、ホームゲームとして50%以上戦っていかなければならないので工夫が必要かなと思っています。
――女子チームをもつことが望ましいということもありましたが、YOKOHAMA TKMさんとか。
YOKOHAMA TKMさんにもご挨拶させてもらいました。我々がチームを持つとかそういうことではないですが、一緒に活動の幅を広げていくというのは大いにこれからあると思います。横浜を一緒に盛り上げていくという意味で。
――GMという立場で横浜をホストとする魅力やメリットは
東京都にはトップリーグのチームが5チームあります。そうなると自分たちのスタジアム確保のバランスを保つのが難しいかなと思っています。神奈川には相模原市に三菱重工さんがいらっしゃいます。ワールドカップの決勝の地でもありますし、今後ラグビー界の発展のために盛り上げていかなければならない地域の一つだと思っています。
――横浜市との話し合いはいつくらいから始められたのですか?
今年のあたまには、神奈川県のラグビー協会には色々と相談させてもらっていました。
――今後、(横浜市にある)関東学院や桐蔭学園の選手たちをリクルーティングしていきたいといったことも考えられていますか?
もちろん、そこだけでなく、地元の選手、いろいろな形で地域のみなさんに応援したくなる要因にもなりますので、一緒になって活動の幅を広げていけたらと思います。