キヤノン4強ならず。チームの成長を体現―最後まで鼓舞した田村優 | ラグビージャパン365

キヤノン4強ならず。チームの成長を体現―最後まで鼓舞した田村優

2021/05/09

文●編集部


8日、キヤノンイーグルスはベスト4をかけてパナソニックに挑んだ。シーズン序盤のパフォーマンスとは明らかに異なるチームとして成長しているところを見せた。後半、メンタル的にも厳しい場面でも食らいついた。チームを率いる、田村優キャプテンはメンバーを鼓舞し続けた。

勝って環境を変えないといけない――キヤノン沢木敬介HC

(カンファレンス)1位のパナソニックさんとやって、今年のチームは(今まで)成長してきていて、チャンスは作れるようになってきている。ただトップ4の壁を崩すのは、そのチャンスをフィニッシュまで持っている力を身につけないと難しい。

今日の試合ではそれを勉強させてもらいました。選手の取り組む姿勢や、後半、諦めないでチャレンジする姿勢、そういったことは自信を持って評価できるポイントです。この悔しさ忘れず、来季、必ずトップ4の壁を崩せるようにチーム一丸となって前へ進んでいきたい。

――序盤苦しんだが、いいパフォーマンスを発揮しました。「コンタクトが嫌なら他のスポーツを……」というコメントもありました。変化はどこに感じますか?


僕そんなこと言いましたっけ? 記憶にないですが(苦笑)。一貫性の部分ですね。スイッチ入っている時間帯がジェットコースのようなチームだと大差で負ける試合も出てくる。僕が来て変える訳ではない。一人ひとりが変わって、イーグルスをよくしたいという思いが一人ひとり表現できるようになっている。それがパフォーマンスにつながって、チームの力になっていると思います。


――来季へ自信になった?


勝って環境を変えないといけない。レフリーの印象もそうだし、そういうのは勝って変えていかないといけない。試合の中の流れでいっぱいあるが、レフリーを味方につけるというのも、そこに対して不満もあるが、勝たないと変わってこない。 


悔しいけど、嬉しい―キヤノン・田村優キャプテン

チーム全員で本当に勝とうと臨んで負けて本当に悔しい。今まで僕たちも格上の相手にチャレンジした。チームメイトをすごく誇りに思う。そういったチームの一員としてプレーできて嬉しい。勝てなかったが、次にチャンスがあれば勝てるようにしていきたい。


――後半、福岡選手のトライで流れが寸断されたのは残念ですか


堅樹はスペシャルなプレイヤーで、しょうがないですが。流れが変わるシーンがたくさんありました。あのトライというより、落ち着いて試合のこと考えると、試合中、考えるのといっしょで。勝てる試合を落としたなと。それでもパナソニックはいいチームです。本当に細かいところ、チームとして成長しないといけない。そういうところまでもっていけているのはみんなの頑張りです。成長していると思います。

――勝つ可能性のある試合でしたが、パナソニックの強さはどこに感じる?


(パナソニック)こういう試合を数多く経験していると思います。僕たち、(自分たちを)信じてやりましたが、全員がこういう試合を経験したわけではないので、そこの差だと思います。経験しないと上達しない。そこはパナソニックの方が上手です。経験してわかることもあるので、悔しいですが僕は嬉しいです。


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