サンゴリアスを誇りに思えるチームに――ミルトン・ヘイグHC、中村亮土キャプテン | ラグビージャパン365

サンゴリアスを誇りに思えるチームに――ミルトン・ヘイグHC、中村亮土キャプテン

2021/02/13

文●編集部


2月20日に開幕するトップリーグ。2シーズン前準優勝のサントリーサンゴリアスがオンラインで共同会見を行った。登壇者はミルトン・ヘイグHCと、新たにキャプテンに就任したCTB中村亮土の2人。

――チームから新型コロナウィルスの感染者も出てしまいました。現在のチームの状況は?


ヘイグHC 選手たちが孤立しないようにコミュニケーションをとっていました。みんなでしっかりつながってZoomを使ってコミュニケーションをしていました。2週間の隔離明けも、みんないい状態で戻ってきました。自宅でできるフィジカルトレーニングもしてもらっていたので、いい状態で戻って来られました。

中村 難しい状況でありましたが、チームの中で対策を取って、次、同じようなことがないように準備することと、試合に向けて隔離の期間の中でもやるべきことをやって、地道なことを忍耐強くチームみんなでやっていこうと話をしていました。

隔離期間では今までのコンディションを維持することにフォーカスしていました。今までやってきたことに戻ってきているし、コンディションも良くなってきている。多少影響あるが、今の段階では戻ってこられているなと思います。

――コロナ対策で強化したことは?


TLの規定、ガイドラインが出てきましたが、それまではサントリーが決めたガイドラインで行動しました。チームメイト以外との食事を完全に遮断するなど、自分たちで厳しく律しながらやっていました。


――中村選手は帝京大以来のキャプテン就任です。


中村 全員でチームに対して誇りのあるチームにしたいのと、僕がやることはスタッフとリーダー陣をコネクションすること。ひとりではなくみんなでやることで、リーダー主導でいい方向でチームを導けていると思います。日本代表でもリーダー中心にチームを引っ張っていたので、サントリーも同じで、リーダーが先頭切ってやっていくことを意識しています。

――バレットについて


中村 ラグビーのナレッジがすごく高いので ゲームマネジメントだったり 試合の運び方は(チームに)良い影響を与えている。練習のしっかりした準備、一つ一つのプレーの質だったりはトップでやっている選手と感じる。そのあたりは学びながらやっています。

ヘイグHC (バレットは)10番も15番もワールドクラスでプレーできる選手で、どっちのオプションもあるのですが、試合の序盤は10番、試合の後半は15番でプレーすることもあると思います。

――大物外国人がたくさんTLに参戦しました。何が勝負を分けると思いますか?


それは難しい。わかないから楽しい。15人、23人でやるスポーツですし、準備の段階で、チーム全体で準備するスポーツなので、ひとりが入ったことでどうこうならないので、チームが同じイメージで戦えるように準備していきたい


――リーダー陣のメンバーは?


中村 タラカイ、サベッジ バレット、ツイ、マクマーン、堀越、流、田村、齋藤、尾﨑、僕を入れて11人です。外国人選手もポジションごとにバランスを取って、若手、ベテランもいるし、いろんな角度から見られるメンバーを選びました。

若手からもっとサントリーを引っ張ってほしいので、影響力のある齋藤、堀越をリーダーに置くことで若手を引っ張ってほしい。齋藤はいいパフォーマンスできるし、タレントがあるので、今後のサントリーを踏まえて、早いうちからやらせたいと思って(リーダー陣に)入れています。経験することが大事なので、日本代表のリーダー陣に入っていろんなことを経験したことと同じで、若手にはいろんな経験をさせることが大事です。

――1年目のSH齋藤とCTB中野の評価は?


中村 めちゃくちゃいいですね。選手としてのレベルが高い。試合をしていてもいいパフォーマンスをしているし、1年目とか関係なく、サントリーの一員として頑張っています。


――開幕が延期されたが、試合の感覚は?


中村 隔離明けてのリコー戦がすごく難しかった。試合勘もなくて、フィジカルの要素は隔離前より落ちていた部分もありますが、時間が解消してくれます。トレーンングを積めばよくなっているし、NEC戦でも改善できたし、戻ってきている感じがします。これからスタンダード高く積み上げていくだけかなと思います。


――各国の代表が活動している中、今季のトップリーグが持つ意味は? 


中村 そこまで深く考えていないですが、昨季もTLが中断なって、ファンの方々も今季に期待されている方も多いと思うので、よりより試合、プレーができるように準備しています。

――開幕前の気持ちは? また三菱重工相模原のイメージは?


中村 (開幕は)楽しみですね。(三菱重工相模原の対策)まだこれからです。来週始まってからです。今日は、昨日の試合をレビューして次に向かうという感じです。


――ヘイグHCは、コロナ禍で一時帰国したのか、どんなコミュニケーションをしていたのか?


ヘイグHC NZの帰国はせず、日本にそのまま残って生活しました。(自粛期間中は)できるだけ、小さなグループで練習をしていました。週2回練習していたが、基本的なスキル、ベーシックなスキルと、チームとつながることを意識していました。コミュニケーションする時間があったので、選手を知れるいい機会になった。小さなグループで固まれるようにトレーニングしていました。


――エディー・ジョーンズさんはどんな仕事をしいるのか


ヘイグHC ダイレクター・オブ・ラグビーで関わってくれています。今、イングランドですが、日本にいるときは全体のプログラムでアドバイスや 改善が必要なエリアを指導してもらっています。(日本にいるときは練習してもらったか?)はい。2~3週間、チームに帯同してくれた。十分にチームの状態を見てもらった。プレシーズンの試合もいっしょに観戦した。

――中村選手はプロ選手になりました。何か環境の変化は?


クラブハウスにいる時間が増えました スタッフや他の選手とコミュニケーションを取る時間が増えました。


――中村選手の今後の選手としての目標は?


個人としては、スキルが高い選手になりたいと思っていまして、それプラスフィジカル的にも相手に脅威になる選手を目指しています。ワールドカップが終わって、もう一度自分を見つめ直して「世界一のCTBになりたい」とスタッフと話をして、そのために必要なことをミルトン(HC)とミーティングしてやっていきています


――対戦が楽しみな選手は?


対選手はあまりないですね。チームとして勝ちにいきたい。そっちの方が優先順位が高いです。チームは神戸製鋼ですかね。今、チャンピオンチームなので、最後、決勝で戦って優勝したい思いがあります。


――どんなシーズンにしたいか、目標は?


ヘイグHC 優勝です!(日本語で)。自分たちのアグレッシブなアタッキングラグビーは貫かなければいけないが優勝するチームはディフェンスがしっかりしたチームなので、ディフェンスが誇れるチームになりたいです。

中村 結果としては優勝を目指しています。その中で、みんながこのシーズンを迎えてよかった、経験できてよかったと思える、サンゴリアスを誇りに思えるチームになるよう目指していきたい。優勝を目指す過程、プロセスを大事にして、いいコミュニケーションを取ってやっていきたい。

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