トップリーグは第4節を迎えた。秩父宮ラグビー場では昨年覇者のサントリーサンゴリアスとここまで2勝1敗のNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスが対戦し、36−11でサントリーが勝利した。この試合で先制トライを決めたのは、ルーキーで今季初先発を果たした松井千士だった。セブンズ日本代表として予選を戦ったもののリオのメンバーからは外れ辛酸を嘗めた若きスピードスター。トップリーグチームの中でも熾烈なレギュラー争いを必要とするサントリーに入団。出場3試合目にして、結果を残した。試合後に話を聞いた。
――初先発で、初トライを決めました。今日の試合を振り返って。
初先発で緊張しましたけど、先制トライをとることができて気持ちが楽になりました。自分らしいプレーができました。

右からブリッツのプレッシャー。ジョージが選択したのはパスではなく、絶妙なグラバーキックだった。
――初トライはジョージのキックパスでした
ジョージが本当にすごいプレーヤーだなと予め思います。自分も裏が見えていましたがコールはしていなかったので。数は余っていたので、普通にパスがくるとおもっていました。一緒にプレーできることまず嬉しいですし、またアシストしてもらってトライが取れたことも嬉しいです。