姫野和樹、海外挑戦!「日本にいてはわからないものをが見えてくる」 | ラグビージャパン365

姫野和樹、海外挑戦!「日本にいてはわからないものをが見えてくる」

2020/10/22

文●編集部


10月22日(木)、来年、スーパーラグビー(SR)のオタゴ・ハイランダーズ(ニュージーランド)への挑戦が決まった姫野和樹選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)がオンラインで記者会見を開いた。

今後、自分の夢である『ラグビーを日本になくてはならないものにする』という思いがあるので、その夢を叶えるために自分が海外挑戦のチャンスつかむことで、日本ラグビーに大きなものをもって帰れる。あちらで活躍することで、僕のプレーを見て、勇気や感動をこどもたちや選手に感じてもらいたい。また自分の成長という点で、居心地のよい日本を離れて ハングリーにプレーすることが必要だと感じたので海外でのプレーを選びました。昔から海外に行きたいという思いはありましたが、ワールドカップという舞台を経てからより強くなりました。

スーパーラグビーは率直にレベルが高い。アオテアロアをみてもそうですし、自分に持っていないものをもっている選手が多い。


――スーパーラグビーでパワーアップした姫野選手を日本の会場で見ることを期待してもよいですか。


もちろんです。そのために海外に行きます。何かを得て帰ってくると期待して待っていてほしいと思います。


――何を成長させたい


一つは英語能力を伸ばしたい。プレーだと、オフロードパスやスキルの部分、サポートコースなど。NZの選手たちには見えていて、自分には見えていない部分を伸ばしたい。

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トニー・ブラウンHC兼日本代表コーチ

トニー・ブラウンHC兼日本代表コーチ

――何を成長させたい


一つは英語能力を伸ばしたい。プレーだと、オフロードパスやスキルの部分、サポートコースなど。NZの選手たちには見えていて、自分には見えていない部分を伸ばしたい。


――ハイランダーズを決めたのは


僕にとっては、(ハイランダーズのHC兼日本代表のコーチでもある)ブラウニー(=トニー・ブラウン)もいますので、S&Cのサイモンもいるし、そういったところも選んだ理由のひとつです。僕のことも知っているし、僕の足りないものも知っている。さらに伸ばすには僕のことをより理解している人がいるのは大きかった。(やりたいポジションは?)特にないです。試合にでることが最優先。LOで出てほしいといえば、LOで準備しますし、FLといえばFL。まずは試合に出ることが大事だと思っています。

トヨタ入りが発表されたフーパー

トヨタ入りが発表されたフーパー

――移籍にあたって誰かに相談したり、アドバイスを受けたことは?


スティーブ・ハンセンもそうですし、ヘッドコーチのサイモン、ジェイミー(・ジョセフ日本代表HC)にも相談しました。アドバイスすることがそれぞれ違いましたが、アドバイスをうけて残るか、海外にいくか、すごく悩みました。チームに残ることも自分にはプラスになるところも大きかった。

ハンセンやサイモンには「残ってほしい」といわれました。フーパーもくるし、レは自分の中でその存在は大きい。彼から学ぶところは多い。(キアラン・)リードもいるし。そういう選手から学ぶ経験もなかなかないよとも言われました。海外へのチャンスはまだまだあるから大丈夫だといわれました。

ジェイミーは海外に挑戦することはすごく大事と言っていました。日本代表のヘッドコーチとしては今シーズンに行ってほしいといわれました。来年から代表として活動が始まるので、その時に不在となるは嫌だなと、代表活動になるべく帯同してほしいという思いが強いのでは。僕的にも来年新リーグ始まるし、今年がチャンスかなと思いました。

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――大学卒業してトヨタ自動車で過ごした4年間はどんなものだったか


この4年間がなければ今の自分は本当にない。この4年間で人としてもラグビー選手としても、大きく成長できた4年間でした。その中でこのトヨタ自動車というチームに感謝しているし、自分の挑戦に対して豊田章男社長にもどんどん海外に挑戦すべきだというお言葉ももらい、自分がやらなければならないことが明確になりました。こうして快く送ってくれたトヨタのみなさんには感謝しかないです。

――来年6月にライオンズと対戦することが発表されました


噂ではぼちぼち聞いていましたが、SNSで知って、自分でもこの時期でやるんだと驚いたところです。こういうレベルの高いチームと日本代表が戦えることは、日本ラグビーにとっても重要なことですし、またワールドカップの自分たちの成績を見て、世界のチームから認められているんじゃないかなと思います。

――海外挑戦、前から行きたかったと言われていましたが、ワールドカップで南アフリカに負けたことは影響していますか?


もちろんあります。南アフリカ戦まで、モチベーションというか、コンディションが維持できなかった。あれだけレベルの高い試合を毎週こなすことも初めての体験でした。南アフリカ戦で満身創痍だったのもありますし、自分のプレーができなかった。

もっともっと強くなりたいという向上心がすごく強くなりましたね。スーパーラグビーというレベルの高いところで毎週戦って、タフになることはすごく大きなメリットがあると思いました。


――代表のチームメイトには相談しましたか?


リーチさんには相談しました。行くべきだと言っていました。「姫野はできるから。」と。堀江さんからも後押ししてもらいました。いろんな選手に後押しいただきました。僕自身もどこか行きたいと打診していて、ハイランダーズから打診いただいた。

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――松島幸太朗選手のようにヨーロッパには興味がなかった?


フランスも体験してみたいと感じました。ただ今の自分に必要なのはスーパーラグビーが必要と思いました。オフロードの技術、サポートコースやもらい方を吸収していきたい。ボールキャリアやブレイクダウン、タックルなど自分の強みと弱みをしっかりと理解して、強みを伸ばしつづ、自分の持っていないものを手に入れる。


――ハイランダースでどう貢献したいか?


目標としては全試合に出場。スーパーラグビーでの優勝をチームとして掲げているので、自分のパッション、リーダーシップをあちらでも発揮できるようにチームを引っ張っていけたらと思います。

ニュージランドの地で、スキルが磨かれてさらにジャパンの大きな力を与えてくれるか・・・。

ニュージランドの地で、スキルが磨かれてさらにジャパンの大きな力を与えてくれるか・・・。

――トニー・ブラウン監督からなにか期待されている言葉を受けたりしましたか


まだ何もしゃべっていないです。まだまだ何も話していないです。


――日本での準備は?


ずっとコロナ禍の中でもトレーニングをしてきました。体の強さをもっと増やしたいと春からトレーニングをして、チーム練習もはじまってコンタクトが入ってきましたが春からの練習が身についていると実感することが多くて、コンディションもいいですし、筋力もアップしている。しっかりいい準備を続けてニュージーランドにいきたい。


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