歴史を作った!大躍進ドコモの挑戦が終わった | ラグビージャパン365

歴史を作った!大躍進ドコモの挑戦が終わった

2021/05/09

文●編集部


5月8日、熊本えがおスタジアムで行われたジャパンラグビートップリーグ2021・準々決勝で創部初のベスト8進出をしたNTTドコモレッドハリケーンズ(ドコモ)がトヨタ自動車ヴェルブリッツ(トヨタ)と対戦。

試合を重ねるごとにチームに生まれた自信とこれまで積み重ねてきたハードワーク、それから試合の流れを変えることができる、TJペレナラという中心選手に導かれ、チームは初のベスト4進出をかけ、勝利を目の前まで手繰り寄せるも、僅かな差で勝ち切ることができなかった。

試合後のヨハン・アッカーマンHC、ローレンス・エラスマスキャプテン、TJペレナラが残した言葉とは。


NTTドコモ ヨハン アッカーマンHC

こういう試合は小さなこと一つで大きな差になってしまうことが顕著にでたと思います。例えば、マーティンのキックがもう少し長すぎて、もう少し前でバウンドしていればとか、モールを組んでトライを取り切れなかったとか、28−29でショットではなくトライを取りに行って4点差をつけられなかったとか。細かなところがすべて勝敗に響くことを改めて感じました。


自分たちが活かせるチャンスがたくさんあったからこそ、これだけ僕たちは心を痛めています。本当に両者よくファイトしましたし、トヨタにはおめでとうといいたい。


――今シーズン、チームを成長させることができた。来シーズンについては。


感傷に浸っているので来シーズンのことを考えることは正直難しいですが、来シーズンは選手も入れ替わると思いますのでまずは今シーズン頑張ってくれた選手たちへの感謝をしたい。来シーズン、入れ替わったメンバーでどう臨んでいくのかはその時にならないとわからない部分だと思いますので、今までやってきたことを伸ばしていくのはもちろんですが、いまのところわからないです。


NTTドコモ エラスマスキャプテン

コーチがいったように、みんなパフォーマンスはシーズン通して誇りに思います。本当にやりきったという点では、TJもロッカールームで言ってくれたのですが「これだけ感情になることはない」というのもそういう要因があったから。本当に残念です。


――今シーズンを振り返って、これまでと何が一番違っていたか


一番大きな変化はチームのカルチャーが変わりました。常にポジティブなマインドが流れています。チームとしては一緒にいる期間も短いメンバーがいるなかでしたが、「お互いのために頑張る」というチームカルチャーがもってしっかり戦える集団になった。


NTTドコモ TJペレナラ

トヨタおめでとう。コーチが言ったように、何回もチャンスがあったけど活かしきれなかった。その逆でトヨタは取り切るところで取りきったのがこの結果になっていると思います。今日までメンバー全員が本当にハードワークしてきたことは本当に誇りに思います。

ロッカールームでも感情的にいる選手も多くいて、チームとして成長できていると感じています。自分たちが今後も成長し続けていけるようにしていきたい。

――最後までどうなるかわからない試合。僅かな差を分けたものは何だと感じますか。


何がキーポイントか正直わからない。チームとして振り返ってみるとファーストフェイズでソフトトライをされてしまったこと。必ずしもそれが負けた直接的な要因でないと思いますが、相手の得意な部分を出させてしまったのかなと個人的には思います。


――今シーズン、初めてトップリーグで戦ってみての感想


トップリーグ、本当に素晴らしい大会。自分も実際に戦ってみてそう感じますし、ドコモの試合はまた見たくなる試合をしていますし、他のチームもそうです。トップリーグ全体を見ても僅差のゲームが多くて、内容を見てもレベルの高い試合が多い。特に今日の試合なんて、お互いにやりあった結果の4点差のシーソーゲームでした。来シーズン、トップリーグという呼び方はしなくなり新しいリーグになると思いますが、ファンが楽しめるいいコンペティションになると思います。


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