毎試合課題を修正してベストなディフェンスができた―ファイナル進出を決めた、サントリー・中村亮土キャプテン | ラグビージャパン365

毎試合課題を修正してベストなディフェンスができた―ファイナル進出を決めた、サントリー・中村亮土キャプテン

2021/05/16

文●編集部


アタッキングラグビーを標榜する、サントリーサンゴリアス。今シーズンの始まりから「リーグ一番のディフェンスチームになろう」と話していたという。強力FW陣を機能させないよう、セットプレーでプレッシャーをかけ、いつも以上にボールを手放す回数を増やし、キックチェイスはメンバー全員がどんなにしんどい時間帯でも遂行し続けた。その結果、ノートライに封じ込め快勝。勢いのあるにクボタにラグビーをやらせなかった。

今日はクボタという素晴らしいチームに対して、準備してきたことが出せたので、すごく、いいゲームになった。残り勝っても負けても1試合、いい準備して臨みたい。

キックを多く使って、ボールを手放してからのディフェンスのあがり、プレッシャーはクボタを苦しめた。

キックを多く使って、ボールを手放してからのディフェンスのあがり、プレッシャーはクボタを苦しめた。

――キックを多用したのは準備してきたこと?


もちろん、プランとしてはキックしながらテリトリーを取っていくこともそうですし、ディフェンスの課題を修正できたところで、ノートライで抑えられたことは自信になった。


――キックの多用は相手のFWを背走させることと、自陣でプレーさせないため?


状況の中で、キックするかパスするか判断するので、クボタさんはいいディフェンスチームなので、簡単にゲインできないと思っていた。キックすることで、アンストラクチャーを作って、自分たちのゲームを作っていきました。

中村が体を張って、クボタのアタックを止めた

中村が体を張って、クボタのアタックを止めた

――前半、トライを取った後、自陣でタックルからジャッカルを決めたシーンを振り返って


僕の役割は基本的に、外側で内側の選手をコントロールする役割だが、穴を見つけて、ピンチを埋めていくこともできるところなので、そういう判断しながらいいディフェンスできた。僕だけでなく、他のメンバーとコネクトしていいディフェンスができました。


――ブレイクダウンで意識したことは?


特に意識したことはないですが、ブレイクダウンのバトルではクボタも強みなので、そこで負けたら勢いに乗られるので、負けないようにしました。


――前半、なかなか得点とれない状況で、FWのハドルに参加して何を話したか?


(ハドルに入った)タイミングが、敵陣にずっといる時間帯で、相手が脱出するシチュエーションだったと思いますが、相手が脱出してから(自分たちが)もう一度アタックする場面だったので、切り替えの話をした。もう一度、アタックのマインドを持ってという話をしました。


――DGの判断はチームで共有していたのか、SOバレットの判断?


彼の判断ですね、はい。(少し楽になった?)膠着状態だったので、メンタルのところではちょっとだいぶ楽になったのかな。でも、本当に気の抜けない試合展開が続いたので、キックオフから集中してからやっていこうと得点取った後の毎回のハドルで話していました。


――アタッキングチームのサントリーがディフェンスで勝利したことに関してどう思いますか。


今季のスタートの時点でアタッキングラグビーをかかげるためにも、トップリーグ一番のディフェンスチームになろうと話していた。毎試合の課題を修正して、ベストなディフェンスができて今日は良かった。

(決勝に向けても)パナソニックさんもアタック力もあるチームなので自信を持って臨めそうです。


――決勝のパナソニック戦に向けて


難しいですね。まあ、もちろん、対パナソニックの戦術、プランもありますが、サントリーが今まで積み上げてきたことをしっかり出せるように準備したい。


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