注目ルーキー!クボタFB金秀隆「モットーは人より練習する」開幕から7試合連続先発出場へ― | ラグビージャパン365

注目ルーキー!クボタFB金秀隆「モットーは人より練習する」開幕から7試合連続先発出場へ―

2021/04/09

文●編集部


2020年春、新人が10人入団したクボタスピアーズ。その中で今季の開幕から7試合連続出場しているのが朝鮮大出身のFB金秀隆(きむ・すりょん)だ。南アフリカの名将フラン・ルディケHCは「試合に出るにつれて安定してきているし自信をつけている。前節でもスペースをうまく見つけていたしスピードもあった。コンタクトも強い。試合に出れば出るほど良くなっている」と評価する。


――トップリーグの試合に出て


実際に試合に出てトップリーグのレベルの高さを痛感している部分と、自分でも通用する部分もあると感じている。自分ができていない部分ができていけたらいいなと思います。


――先週のステップは見事でした。


自分はランニングが好きで得意としているので、昔からダミアン・マッケンジーのプレー見て、練習から間合いとか真似たりして生まれたと思います。



――代表に関しては


日本代表になれたらいいですね


――同期が他に9人いて、強豪大学の有名選手も多いです。


同級生は本当に化け物ばっかりで、クボタに入ったとき、いろんなスキルが劣っていたが、「人より練習する」をモットーとして、FBに必要なものをいろんな先輩に学びました。


――プレシーズンマッチは途中からの出場も多かったですが、トップリーグ開幕後は先発を続けています。


前半から出るのと後半から出るのは全然違う。後半から出ていたときはインパクトとしてチームに貢献したいと思っていました。前半から出ると雰囲気、相手のコンタクトも違うので、いろんなクボタのFB先輩のプレーをプレシーズンで学んだ部分もあります


――朝鮮大は関東大学リーグ2部で近年は入れ替え戦にも回っています。


2部でもいい選手がたくさんいるので、2部(出身)でも全然(トップリーグで)やれるというのを証明できているのではないかと思います。


――クボタに入るまでの経緯は


大学3年生くらいのときに 石川充GMから声をかけてもらって、それでトライアウトという形で練習に参加させてもらい、4年生くらいのときに(入部が)決まりました。関東リーグ戦のセブンズで声をかけてもらったという感じです。

(クボタの練習は)全然レベルが違った。ウェイトも食事も、すべてにおいてスタッフがいた。朝鮮大学にはなかったので衝撃を受けました。全然、環境が違ったし、クボタのチームの雰囲気良かったので、それを大学で真似たりしました。オフフィールドでもチームビルディングとかでいろいろしたり、みんなで集まって話したりとかしました。

――朝鮮大はリーグ戦2部でしたが将来はトップリーガーになりたいと思っていたのですか


入学したときからトップリーガーになりたいと思っていた。例えば大阪朝高から帝京大に行って、トップリーガーが出ている中で、朝鮮大学からなりたいと思っていたので(トップリーガーに)なれてよかったと思います。


――朝鮮大には入りたくて入った?


はい、そうです。大阪朝鮮 東京朝鮮 愛知朝鮮(高級学校)とありますが、その高校生たちが一つになれば、関東1部リーグで戦えると自分は思っていたので、そういう文化を作っていきたいと思って朝鮮大学を志望しました。自分は在日韓国人で、そういう部分で応援してくれている人の気持ちと、メンタル的に自分が(トップリーガーに)なってやろうという気持ちが重なった。


――昨年度の花園でベスト4に入った大阪朝高の部員が減っています。


今はだんだん部員が減っていって自分としては非常に残念なことを思っていますが、それでもやっぱりスポーツの力は大きい。昨年度、花園ベスト4にいったように結果を残したら、また部員とか増えてくると思うので、そういう部分で期待しています。


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