王者奪還を狙うパナソニック、クボタの猛攻を凌いで勝利 | Rugby Japan 365

王者奪還を狙うパナソニック、クボタの猛攻を凌いで勝利

2018/09/03

文●編集部


トップリーグ2018が開幕した。今シーズンはリーグ戦が7試合ということで開幕節か、一つ一つ重要な試合が続いていく。

昨シーズン準優勝のパナソニックワイルドナイツは、大阪・キンチョウスタジアムでクボタスピアーズと対戦した。プレシーズンから好調を伝えられているクボタが、パナソニックを相手に後半、終始敵陣で攻め込む。しかし、初戦を落とせないパナソニックが粘りのディフェンスを見せ、クボタの猛攻を抑え込み辛くも勝利を手にした。

SCOREBOARD

TL2018 WEEK1 08/31 19:30 金鳥スタ

  • TRY:(2) 
  • G:(1) 
  • PT:(0) 
  • PG:(1) 
  • DG:(0) 
  • SUBSTITUTION
  • 前半28' 6 布巻峻介 → 20 谷昌樹
  • 後半10' 1 クレイグ・ミラー → 17 稲垣啓太
  • 後半10' 2 坂手淳史 → 16 堀江翔太
  • 後半19' 3 平野翔平 → 18 ヴァルアサエリ愛
  • 後半19' 9 内田啓介 → 21 田中史朗
  • 後半19' 4 サム・ワイクス → 19 谷田部洸太郎
  • 後半19' 10 山沢拓也 → 22 ハロルド・フォスター
  • 後半36' 14 山田章仁 → 23 梶伊織
  • SCORE
  • PG 前半6' 10 山沢拓也
  • T 前半15' 14 山田章仁
  • T 前半18' 9 内田啓介
  • G 前半20' 10 山沢拓也
  • TRY:(1) 
  • G: (0) 
  • PT:(0) 
  • PG:(2) 
  • DG:(0) 
  • SUBSTITUTION
  • 後半19' 1 北川賢吾 → 17 羅官榮
  • 後半19' 4 金昊範 → 19 青木祐樹
  • 後半19' 9 井上大介 → 21 岡田一平
  • 後半28' 13 シオネ・テアウパ → 23 ゲラード・ファンデンヒーファー
  • 後半32' 3 松波昭哉 → 18 古賀太貴
  • SCORE
  • T 前半12' 14 伊藤有司
  • PG 前半5' 後半10' 15 合谷和弘
  • REVIEW

    「タフな展開・得るものが大きかった試合。試合の要素を全て修正しなければならない」パナソニック|ロビー・ディーンズ監督

    ディーンズ監督(右)と布巻キャプテン

    ディーンズ監督(右)と布巻キャプテン

    ――試合を振り返って

    新たなシーズンを迎えて嬉しく思います。典型的な第1節の試合で、こういう試合になるだろうと思っていました。インテンシティーはあったが、ミスの多いゲームだったと思います。

    先発のHO坂手

    先発のHO坂手

    ――開幕前お話をきいたときはアタックに自信があるようでしたが、攻撃よりも守備が堅い試合になりました。

    そのときは間違った願いを込めてしまったと思います。ただ、本当に勝ちとしてはいい勝ちだったと思いますし、非常にタフな接戦で得るもの大きかった。クボタさんも先を見据えると得るものが大きかったと思います。この試合はディフェンスが良かった。自分たちの試合の要素をすべて修正しないといけない。


    MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)のSH内田啓介

    MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)のSH内田啓介

    ――MOMのSH内田選手の評価は?

    今日は彼の成長、成熟が見えました。たくさん声が出ていましたし、チームを引っ張っていた。今日は彼の存在感があった。


    ――後半、攻められる時間が多かったが、改善すべき点は?

    一番問題だったのはキックの部分で、4回、ダイレクトキックをしてしまった。それで結局、相手にプレッシャーかけるべきところでかけられず、自陣で釘付けされてしまった原因を作ったと思います。

    日本代表・立川を対面に戦ったSO山沢拓也

    日本代表・立川を対面に戦ったSO山沢拓也

    あとはディシジョンメイキング、ここでランをするのかキックをするのかという判断もちょっとまずかったと思います。そうすることで自分たちにプレッシャー与え続けてしまう要因になってしまった。ただ、この試合によって我々は成長できると思います。

    CTB松田力也。途中からSOとしてもプレーした

    CTB松田力也。途中からSOとしてもプレーした

    ――トランジッションの部分をやってきたとおっしゃっていましたが。

    今日はそんなに良くなかった。その理由の一つとしてはボールの状態が滑りやすかった。また何よりも、クボタさんが(パナソニックを)分析して、ターンオーバーが起こった瞬間、ボールを殺しに来ました。

    絶妙なグラバーキックに反応し、トライを挙げたWTB

    絶妙なグラバーキックに反応し、トライを挙げたWTB

    ――ダイレクトキックのミスが出たり、判断が悪かったりした要因は?

    一つは自分たちのスキルの部分、そこが足らなかった部分もあると思います。何よりもクボタさんが我々にプレッシャーかけてきて、彼らが作り出すプレッシャーをまともにうけて自陣でプレーしてしまった。そこは今日はクボタさんが素晴らしかったと思います。


    大事な局面でディフェンスからチャンスを作ったWTB福岡堅樹

    大事な局面でディフェンスからチャンスを作ったWTB福岡堅樹

     

    ケガから復帰し80分フル出場したFB森谷圭介

    ケガから復帰し80分フル出場したFB森谷圭介

     

    パナソニックFW陣は、調子の良かったクボタのモールを何とか止めた

    パナソニックFW陣は、調子の良かったクボタのモールを何とか止めた

    ――クボタのフラン・ルディケHCは、ディーンズ監督のことを尊敬しています。そういったチームに勝った気持ちは?


    まさにそれがラグビーの良さ、ラグビーだと思います。彼が我々から学んだことによって、私に対してのご褒美は、私がクルセイダーズを辞めたあと、2度、ブルズ(南アフリカ)が優勝したことです。フランは非常に素晴らしい人ですし、素晴らしいラグビーマンだと思います。当然 今日の結果、非常にがっかりしていると思いますが、今日の試合によって、彼らはいい思い、結果ができると思います

    「厳しい試合になった原因を作ったのは自分たち」パナソニック|布巻峻介キャプテン

    勝利し喜ぶパナソニックフィフティーン

    勝利し喜ぶパナソニックフィフティーン

    ――ゲームを振り返って

    非常に苦しい展開になりましたが、勝てたことは良かったです。こうなることは予想していましたし、厳しい試合になった原因を僕たちが作ってしまったのでそこは修正しないといけない。勝ちというスタートを切れたので次の試合を楽しみにしたい。(交替は)脳しんとうです。大事をとって替わりました。

    パナソニック初出場のFLマット・トッド

    パナソニック初出場のFLマット・トッド

    ――新加入のNZ代表FLマット・トッド選手について

    今日もずっと立ってプレーできる選手だなと思いました。今、まだ過ごしている時間少ないですが、トレーニングも真面目にやりますし、僕が思っていた通りの人でした。(ピッチの外は別人みたいだが)グラウンドとは少し違う顔かもしれませんが、(昨季チームにいたオーストラリア代表デーヴィッド・)ポーコックもそうでしたが、グラウンド内と外では人が変わります。

    「勝てた試合。パナソニックとの違いはディフェンス。」クボタ|フラン・ルディケHC

    ルディケHC(右)と立川主将

    ルディケHC(右)と立川主将

    ――ゲームを振り返って

    非常にチャンスが多かったが、勝てたゲームだと思います。終了間際、チャンスあったが、活かしきれず残念です。でも、あと6試合あります。月曜日から集まって、ヤマハ戦に向けて準備していきたい。相手にプレッシャーをかけ続けたいいゲームだったと思いますが、アタックでプレッシャーをかけ続けることができなかった。


    円陣を組むクボタフィフティーン

    円陣を組むクボタフィフティーン

     

    敵陣ゴール前スクラムから、SH井上、WTB伊藤とつないでトライ!

    敵陣ゴール前スクラムから、SH井上、WTB伊藤とつないでトライ!

     

     

    SH井上・SO立川との「ハーフ団」も試合を引っ張った

    SH井上・SO立川との「ハーフ団」も試合を引っ張った

     

    ラン、タックルでも目立っていたSO立川理道

    ラン、タックルでも目立っていたSO立川理道

    ――パナソニックとの違いは?

    違いはディフェンスだと思います。もう少しで、手を伸ばせばトライというところで、何cmというところまで攻め込んだが、取れなかったのはパナソニックのディフェンスが良かった。

    ラインブレイクを見せるCTBシオネ

    ラインブレイクを見せるCTBシオネ

     

    新加入の南アフリカ代表NO8フェルミューレン

    新加入の南アフリカ代表NO8フェルミューレン

    ――新外国人選手の評価は?

    トップリーグの最初のゲームということで、相手がしかもパナソニックで、それぞれが期待されている仕事をしたと思います


    こちらも新加入のルアン・ボタ。SRシャークスではキャプテンを務めている

    こちらも新加入のルアン・ボタ。SRシャークスではキャプテンを務めている

     

    ランでもキックでチームに貢献したFB合谷

    ランでもキックでチームに貢献したFB合谷

    ――次節はヤマハ戦です。

    月曜日からヤマハに向かって進んでいきたい。何年間もパナソニック、サントリーと同じようにヤマハはトップにいるチームです。自分たちを信じて勝てるチャンスものにしたい。


    力強い突破を見せたCTBオーデンダール

    力強い突破を見せたCTBオーデンダール

     

    「最後勝ちきれなかったのはトップチームとの差」クボタ|立川理道キャプテン

    SO立川

    SO立川

    ――ゲームを振り返って

    勝てた試合を落としてしまったという気持ちです。僕自身もミスしたし、チームとしてもミスして自分たちのリズムに乗ることができなかった。相手もミスしてくれていて、向こうのエリアにいたが、勝てる試合を落としてしまったという悔しさしかない。最後勝ちきれなかったのはトップチームとの差だと思います。


    しっかり準備して、いい準備していくしかないなと思います。春も夏も自分たちのプロセス間違っていないと思うので、そこをしっかり信じて もう一度、準備してトップチームにチャレンジしたい。

    突破を試みるFLラブスカフニ

    突破を試みるFLラブスカフニ

    ――後半35分、PGを狙わずタッチを選択しました

    (ゲラード・)ファンデンフィーファーいたので、狙える距離でしたししっかり差を詰めてプレッシャーを与えるプランも考えていたが、ラインアウトモールの調子も良かったですし、4トライ取りたかったので、点を取りに行くというセイムページで戦えたので悔いはないです。トライを取りにいきました。


    ――パナソニックとの違いは

    (ヘッドコーチが言うとおり)ディフェンスの違いというポイントも同意しますし、数少ないチャンスでパナソニックはものにしますが、うちはたくさんチャンスあったが取りきれなかった。そこがパナソニックとの違いかなと思います。

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