田中史朗の新天地はNEC東葛!入団会見レポート | ラグビージャパン365

田中史朗の新天地はNEC東葛!入団会見レポート

2021/09/09

文●編集部


9月9日(木)、来年1月に開幕する「リーグワン」に所属するNECグリーンロケッツ東葛が1オンラインで会見を開き、元ラグビー日本代表SH田中史朗の入団会見を行った。田中は日本のリーグではパナソニック、キヤノンに続き3チーム目となった。

NECは「若い選手が多くエネルギッシュなラグビーをする」

YouTubeで行われた会見でSH田中は冒頭「新しいチームに来て、すごく刺激あるラグビーができて本当にワクワクしています。今の僕はラグビーだけじゃなくて、子どもたちラグビー楽しさを教えることも任務だと思っています。いろんなところで子どもたちと関わって、ラグビーの素晴らしさ、人生の素晴らしさ、楽しさを皆さんに伝えたいと思います」と話した。

経験としてチームに何を伝えたいかと尋ねられて田中は「努力すること、ラグビーを楽しむことですね。日本だけでみると、どのチームも勝つ可能性はすごく高いけど、NECの選手も世界に出ていく選手が増えていかないといけない。僕たちは子どもたちに対して、日本が世界で戦っていくということを見せていかないといけないのでそこで努力すること。日本人は努力はなんぼでもできる。努力は日本人の強みなので、僕が努力する姿をNECのみんなに見せて、そこを見てもらってNEC全体が努力のチームになってほしい」と語気を強めた。

NECの印象を聞かれて「一緒に練習しましたが、若い選手が多いのでエネルギッシュなラグビーをしている」と感じたという。
 
子どもたちへのメッセージとして田中は「僕がラグビーをしているという意味は、子どもたちに夢や希望を持ってもらうためにラグビーを頑張っている。僕自身体小さいですし、あまり力、スピードで何かできるわけじゃないけど、そういう僕でも世界で活躍できるというのも見てもらいたいし、僕もまだまだ日本代表あきらめてないですし、諦めないこと、夢、希望持つことを常に胸にラグビーでも、ラグビー以外のスポーツでもそういった志持って取り組んでいってほしい」。
  
ファンへのメッセージとして「僕がNEC入ったからには、まず選手自身ひとり一人にプロの意識もってもらい、勝つ集団を作っていきたい。そのためには僕たちプレイヤー、スタッフだけでなく、会社、ファンの方々のサポート、応援が必要になってきます。これからは全員が一丸となってNECつよくして、みんなで喜びを分かち合いましょう。これからもNECよろしくお願いします」と話した。

マイケル・チェイカDOR(ディレクター・オブ・ラグビー)

マイケル・チェイカDOR(ディレクター・オブ・ラグビー)

マイケル・チェイカDOR(ディレクター・オブ・ラグビー)は「田中がチームに加わることは個人的にも非常に光栄に感じている。彼の経験、プレーの質の高さ、日本やNZのハイランダーズ 、そして日本代表として75キャップを持って培ってきた彼のラグビー知識、このような素晴らしいキャリアを持った特別な選手がチームに入って、彼の経験を選手たちに分かち合って学ばせてくれることに興奮を覚えるばかりです。今シーズン、そして将来のロケッツで、彼と一緒に仕事をするのを楽しみに しています」と話した。

またメディア向けの共同会見では下記のように対応した。


――子どもたちにラグビーの素晴らしさを抑えるのが自分の使命だと強調された。いわゆる選手として勝利に導くのとは別に役割も託されているのか。


夢と希望(を伝えたい)。僕は体が小さいので、こういう体でもできることをみんな伝えてほしいということもそうですし、僕自身も夢と希望やあきらめないことや、今まで自分が経験したことで、子どもたちに伝えてられることがあれば全部伝えていきたいなと思います。


――それが今回のNECからのオファーを受ける大きな要素だったのか?


どのチームでも一緒のことやっていると思うんですけど、その中でも熱い思いで、そういう話をしていただいたので、そこはすごくこれからの日本ラグビーにとって良いかな、僕がそこに身を置くのもすごく良いのかなと思いました。

入団を後押しした、アッシュ・ディクソンの熱い思い

――まずは選手としてということですが、現役終わってからもずっとチームにいてもらうような話があったのか?


詳しくはちょっと言えないですが、まずは先のことは考えずプレイヤーとして、体を張ってグラウンドに立ってプレーするということが子どもたちのためになると思うので、そういうオファーあるがまずプレイヤーとしてがんばることを全力でやっていくことを考えています。


――国内ではパナソニック、キヤノンに続いて3チーム目です。今回、新しいところでやりたいという思いからか。チームからのオファーか。


そこはNEC東葛さんからオファーがあったということだったんですけど、もう一つ大きな要因としてはHOアッシュ・ディクソンからもいっしょにやらないかという話をもらった。すごく悩んだんですけど、アッシュとパナソニックでもハイランダーズでも一緒にやりましたけど、彼の熱い思いで一緒にNECを強くして優勝しようという話をずっとメールであったり、電話であったりしていたので、そこはすごく僕の中では考えました。(ディクソンの説得が)大きいです

――ジャパンは諦めていないと話した。2019年W杯以降ジェイミー(・ジョセフHC)と話をしたのか。


たまにJJから連絡あります。ジャパンのことではないが、全力でトレーニングしています。フィットネスの部分が一番重要なので、フィットネスを向上するためにトレーニングしています。


――先週からチームに合流しているということですが、チームとして、どこを開幕に向けてやらないといけないかと思っていますか 


シンプルにコミュニケーションの部分ですね。能力はみんな素晴らしいものを持っているので、その中でコミュニケーションがないだけでパスがつながらなかったり、やりたいことわからなくてそのままボールがつなげかったりということがあるので、しっかりどんなときでも話すことが大事です。

外国人とのコミュニケーションというのもが、若い選手にとっては、若いときは外国人としゃべる機会が少ないので、もっともっと僕たち、英語そんなにしゃべれないが、コミュニケーションとれる、僕であったり、ロマノ(レメキ ロマノ ラヴァ)、ティム(・ベネット)だったりと日本語も外国語も両方しゃべれる選手がしっかりコミュニケーションをとって、チームを一つにまとめあげていきたいと思います。

――今まで対戦していた時のNECの印象は


去年ですけど、僕がキヤノンでやっていて、トライを取られた後、誰も何もしゃべっていなくて、外国人も日本人もしゃべらなくて、勝ちたい意欲がすごく少なかった。その部分はしっかり言っていきたい。僕自身そういう文句を言ってきたが、それをいう人がいないと、勝ちたい意識がなくなってくるので、しっかりと勝つ意識、勝ちたいという思いが常に持てるようにしたい。ボールゲームもそうですしウェイトトレーニングもそう、自分のライバルに勝つだったりと少しのことでいいんですけど、常に勝つ意識をマインドとしてチームメイトに持ってほしいですし、それを常に言い続けていきたい。

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