神戸製鋼が18季ぶり10度目の優勝!8トライでサントリーに完勝 | Rugby Japan 365

神戸製鋼が18季ぶり10度目の優勝!8トライでサントリーに完勝

2018/12/15

構成●編集部


15日、秩父宮ラグビー場では、第56回日本選手権兼トップリーグ2018順位決定トーナメント決勝が行われ、神戸製鋼コベルコスティーラーズが、55−5でサントリーサンゴリアスに大勝し18シーズンぶり10度目の優勝を果たした。

SCOREBOARD

第55回日本選手権兼トップリーグ順決定トーナメント決勝 2018.12.15

  • TRY:8 
  • CON:6 
  • PG:1 
  •  
  • SCORE
  • T 前半3' 14 アンダーソンフレイザー
  • G 前半4' 10 ダン・カーター
  • T 前半12' 14 アンダーソンフレイザー
  • Gx 前半13' 10 ダン・カーター
  • PG 前半32' 10 ダン・カーター
  • T 前半37' 2 有田隆平
  • G 前半38' 10 ダン・カーター
  • T 後半6' 13 アダム・アシュリークーパー
  • G 後半7' 10 ダン・カーター
  • T 後半8' 15 山中亮平
  • Gx 後半9' 10 ダン・カーター
  • T 後半14' 5 トム・フランクリン
  • G 後半15' 10 ダン・カーター
  • T 後半17' 6 グラント・ハッティング
  • G 後半19' 10 ダン・カーター
  • T 後半38' 15 山中亮平
  • G 後半40' 22 ヘイデン・パーカー
  •  
  • SUBSTITUTION
  • 後半15' 1 平島久照 → 17 山崎基生
  • 後半26' 3 山下裕史 → 18 渡邉隆之
  • 後半27' 10 ダン・カーター → 22 ヘイデン・パーカー
  • 後半30' 8 中島イシレリ → 19 谷口到
  • 後半31' 7 橋本大輝 → 20 前川鐘平
  • 後半31' 9 日和佐篤 → 21 梁正秋
  • 後半34' 2 有田隆平 → 16 鹿田翔平
  • TRY:1 
  • CON:0 
  • PG:0 
  •  
  • SCORE
  • T 前半18' 11 尾崎晟也
  • Gx 前半19' 10 マット・ギタウ
  •  
  • SUBSTITUTION
  • 後半15' 1 堀越康介 → 17 森川由起乙
  • 後半26' 3 垣永真之介 → 18 セミセ・タラカイ
  • 後半27' 10 マット・ギタウ → 22 田村煕
  • 後半30' 8 ショーン・マクマーン → 19 飯野晃司
  • 後半31' 7 西川征克 → 20 クリス・アルコック
  • 後半31' 9 流大 → 21 マット・ルーカス
  • 後半34' 2 中村駿太 → 16 北出卓也
  • 後半34' 13 村田大志 → 23 塚本健太
  •  

    LINEUPS

  • 1 平島久照
  • 2 有田隆平
  • 3 山下裕史
  • 4 張碩煥
  • 5 トム・フランクリン
  • 6 グラント・ハッティング
  • 7 橋本大輝
  • 8 中島イシレリ
  • 9 日和佐篤
  • 10 ダン・カーター
  • 11 山下楽平
  • 12 リチャード・バックマン
  • 13 アダム・アシュリークーパー
  • 14 アンダーソンフレイザー
  • 15 山中亮平
  • 16 鹿田翔平
  • 17 山崎基生
  • 18 渡邉隆之
  • 19 谷口到
  • 20 前川鐘平
  • 21 梁正秋
  • 22 ヘイデン・パーカー
  • 23 重一生
  • 1 堀越康介
  • 2 中村駿太
  • 3 垣永真之介
  • 4 ジョー・ウィーラー
  • 5 真壁伸弥
  • 6 ツイヘンドリック
  • 7 西川征克
  • 8 ショーン・マクマーン
  • 9 流大
  • 10 マット・ギタウ
  • 11 尾崎晟也
  • 12 梶村祐介
  • 13 村田大志
  • 14 成田秀平
  • 15 松島幸太朗
  • 16 北出卓也
  • 17 森川由起乙
  • 18 セミセ・タラカイ
  • 19 飯野晃司
  • 20 クリス・アルコック
  • 21 マット・ルーカス
  • 22 田村煕
  • 23 塚本健太
  • COMMENT

    橋本大輝ゲームキャプテン(左)、デーブ・ディロンヘッドコーチ(右)

    橋本大輝ゲームキャプテン(左)、デーブ・ディロンヘッドコーチ(右)

    神戸製鋼 デーブ・ディロンヘッドコーチ


    本当に嬉しい。チーム全員のことを誇りに思います。試合に向けての準備も素晴らしかったですし、一つひとつの小さなことも素晴らしいカタチでできたことがこのゲームの結果につながったと思います。横にいる橋本ゲームキャプテンはもちろん、福本(正幸)チームディレクター、そして平尾(誠二)さんを代表して戦うことができ、優勝を勝ち取ることができ本当に素晴らしかった。

    ――神戸は期待されながら勝てない時期が続いた。チームの何を変えた?


    橋本がいったように、自分たちが何を代表してプレーしているのかということに立ち帰りました。その上で会社の歴史を学びました。神戸製鋼のラグビー部は90年の歴史があります。自分たちが会社そのものの歴史を含めて学ぶことによって自分たちがこのチームでプレーする意味づけにつなげていきました。これまでの工場職員と自分たちを結びつけ、一つになりプレーをしてきました。


    ウェイン・スミス総監督

    ウェイン・スミス総監督

    ――ウェイン・スミス、ダン・カーターがチームに入ってことについて


    今シーズン、いろんな面で変化がありました。ウェイン・スミス総監督については、基本的に内容をシンプルに伝えてくれます。その総監督のもと自分がヘッドコーチとして働けること本当に誇りに思います。ウェインは、謙虚ですし、思いやりをもって、チームに対して接してくれますし、コーチ陣も成長することができました。

    ダン・カーターについては世界のトップレベルの選手ですし、今までたくさんのことを成し遂げてきた選手が、さらに成長したいという思いをもってチームにやって来てくれました。それはカーターだけでなく、アンディー・エリスも、他の経験豊富な日本人選手も同じマインドセットをもってやってきたことが今日のこの結果になったと思います。

     

    神戸製鋼 橋本大輝 ゲームキャプテン


    決勝の舞台を立つことは人生で2回目でした。どう表現したらいいかわからないですが、感無量です。試合では気持ちの面で相手を圧倒できたと思いますし、15人だけでなく、メンバー外の選手だったり、会社のみなさん、ファンのみなさんの力があってああいうゲーム内容になったのかなと思います。

    ――力があると言われていてなかなか優勝できないシーズンが続いていました。今シーズンチームが一番変わったことは?


    「チームに所属している」という歴史の重みやプライドという部分が高くなって、ラグビーでも私生活でもいい面が出て、チームの一体感やいい部分が出たんじゃないかと思います。チームの歴史や、会社の歴史を振り返った、そういう部分が大きかったのかなと思います。

    ――1トライしか許さなかった一番の要因は?


    サントリーさんどうこうというより、自分たちのラグビーを完成することができたのがあの点差になったと思います。ディフェンスは、いつもどおりやっただけなんですが。気持ちの部分がすごい前に出ていて、あの試合ができるなら毎回やれよという話なんですけれど。ファイナルという特別な場所で、気迫が一番強く出たと思います。


    ――平尾さんの遺影をもって壇上にあがりましたがその時の思いは


    平尾さんは亡くなる前に「優勝しよう」と約束していましたので。これ以上のことはないくらいに嬉しかったし、歴史をつくるといって、うちのチームは戦ってきましたので、その歴史を作れて、これを後輩たちにつなげていきたい。


    ――今シーズンの神戸のラグビーはアタッキングラグビーになりました。今のスタイルのラグビーを一年で完成させた苦労などは?その新しいラグビーをやっていてどんな風に感じていますか?


    ウェイン・スミス、ダン・カーター、デーブ・ディロン、彼らが今まで能力があるチームだと神戸製鋼は言われてきましたが(勝てなかったチームに対して)明確な道しるべ、どうすれば勝てるのか方向性を示してくれました。

    やっていて、めっちゃしんどいですが、楽しいですね。相手を動かしてラグビーをする。こんなにラグビーって面白いんかと思いました。シンプルなラグビーです。スペースにボールを運ぶ。昔の神戸製鋼と同じようなラグビーだと思います。

    歴史を作る、その一人になれたことがすごい責任もありますけど、みんな光栄に思っていました。その中あのラグビーができたので良かったと思います。

    サントリー 沢木敬介監督


    神戸製鋼さんという素晴らしいチームと決勝を戦えたことを感謝しています。また優勝されたことにおめでとうといいたいです。前半、ゲームの入りのところから、サントリーじゃないプレーが何個も続いて、自分たちのペースに持ち込むことができなかったことが一番の敗因だと思います。ただ、これまでずっと一年間やってきた選手たちのハードワーク、スタッフの勤勉な仕事ぶり、すごく誇りに思っています。この負けでまた強くなれると思います。


    ――ハーフタイムでどのような修正を指示したのか? 後半、描いていたゲームプランでうまくいかなったか


    ファイナルのゲームになると、当たり前のことをどれだけ平常心で精度高くできるか、ということが大事でそれをできたチームが勝つと思います。僕ら2年勝っていて、わかっていると思ったつもりでしたが、3年目でプレッシャーもあったのかもしれません。そこをしっかりコントロールできなかったのは、全部僕の責任です。選手たちはよく頑張ったと思います。

    ハーフタイムまでにサントリーのラグビーが10%も出来なかったので。あと、90%やらなければならないという話をしました。

    ――「いいパフォーマンスを引き出せなかった」という部分で悔みはありますか?


    悔みはないです。いいパフォーマンスが出来なかったという現実です。うちのチームは若い選手も多くいます。今日みたいなメンタルでプレッシャーのかかるような試合を経験できたことは今後のプラスになると思います。


    サントリー 流大キャプテン


    まず神戸製鋼さんには本当におめでとうといいたいと思います。80分通して神戸製鋼さんは本当に強くて、自分たちのラグビーをやらせてもらえませんでした。(リーグ戦では敗れた神戸製鋼という)素晴らしい相手にリベンジすること目指して準備をしてきたことを出すことができず残念に思います。

    選手もスタッフもハードワークしてきましたし、サントリーというクラブに関わるすべての方の思いを背負って今日戦いましたがそれがいい形で終われなかった。もう、終わったことなので、悔しいという思いを持ちつつも次に向かわないといけないと思っています。

    2年連続勝ち続けて、勝ち続けることの難しさを痛感した一年でもありました。またこれによってサントリーがもっと大きくなって強くなれるよう、また努力していきたい。

    ――「サントリーのラグビーが出来なかった」何が理由として感じたか?


    ボールを簡単に失うことです。ディフェンスでは、トライを取られましたが、すごくいいディフェンスをしている時間帯もありました。実際にボールを取り返して、さあアタックという時にボールキャリアのところでミスがあったり、ブレイクダウンでミスがあったりしました。リーグ戦で負けた時もそうでしたが、自分たちのアタックで簡単なエラーでボールを失うことが今日も多々ありました。


    ――それは神戸製鋼のプレッシャーからか?


    この一週間ボールをしっかりと保持して、大事に扱おうということは言い続けてきましたが、どこかで隙もありましたし、相手のプレッシャーもあったと思います。一年間通してそういうミスが多かった。それをチームとして出来なかったのは責任を感じています。


    ――前半終了間際、キックチャージでトライを与えてしまったところでチームの中でどういう話をしたのか?


    そのプレーについてはふれずに次のプレーに対して話しあいをしていました。前半を終えた時に17点差ついていました。こっちはアタックをしてトライを取らなければいけないという話をして次のキックオフ後のプレーを確認しました。


    ――ディフェンスの部分で、ダン・カーターを見過ぎてしまってゲインを許してしまったということはなかったですか?


    それはないです。マークはしていましたけれども。コネクションを崩さずにディフェンスをすることは意識していました。ブレイクダウンでいいボールを出されてしまった時にいいアタックをされてしまった。ブレイクダウンでボールを遅らせることができたらよかったのかもしれません。


    ――神戸のアタックについて、事前に想定していたものとの違いはあったのか?


    予想どおりというか、分析もしましたし、その通りにアタックをしてきたと思います。ただ、僕らが我慢できなかった。それに尽きると思います。コネクションを切らさずにディフェンスをすると言ってきましたが、それは神戸さんが上だった。

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