神戸製鋼がNECに勝利し4連勝。ボーナスポイントは奪えず。NECは悔やまれる序盤の失点 | Rugby Japan 365

神戸製鋼がNECに勝利し4連勝。ボーナスポイントは奪えず。NECは悔やまれる序盤の失点

2017/09/09

構成●編集部


9月8日、秩父宮ラグビー場ではトップリーグ第4節NECグリーンロケッツと神戸製鋼コベルコスティーラーズの試合が行われた。試合は、前半4分、神戸製鋼ルーキーのCTB重一生(帝京大卒)のトライを皮切りに、神戸製鋼が立て続けにトライを決め、前半15分で、21−0と大きくリード。NECもハーフタイムで修正をはかり後半2つのトライを決めるも、後半31分、NEC陣内ゴール前の神戸製鋼ボールスクラムから、キャプテンFL前川鐘平のトライで勝負あり。29−12で神戸製鋼が勝利した。

先制トライの重

先制トライの重

神戸製鋼・ジム・マッケイHCは「直近の一週間も確かにそうですが、プレシーズンをはじめ過去5週間に渡って準備してきたことを遂行して、勝利という結果をのこしてくれた選手を誇りに思う」と選手たちを讃えた。

前半、突破からエリスにラストパスを出すFL安井

前半、突破からエリスにラストパスを出すFL安井

 

キヤノンを退団し、NECに今季加入したNO8アダム・トムソン

キヤノンを退団し、NECに今季加入したNO8アダム・トムソン

 

FBコディ

FBコディ

 

 

ボールキャリーでも存在感があったベッカー

ボールキャリーでも存在感があったベッカー

「神戸製鋼の強みは、コアとなる選手が長くチームに在籍していて、絆というものが強い。LOアンドリース・ベッカー(チーム在籍5年目)も今年はフィットネスで高い準備をしているし、モチベーションも高い。チームの中でも一番の貢献をしてくれている選手の一人。」(ジムHC)

突破をはかるHO木津

突破をはかるHO木津

 

SOイーリーニコラス

SOイーリーニコラス

 

また、今季からチームに加入したオーストラリア代表116キャップをもつ、アダム・アシュリークーパーについて「アダムがもっている深い経験、そしてプレーヤーとしてもそのユーティリティーな能力はチームにとってプラスになる」とチームの力を一段階おしあげる「Xファクター」としての役割を期待していた。

PR山下。縦への突進でゲイン

PR山下。縦への突進でゲイン

勝利したものの、前半3つのトライで、一時はBP(ボーナスポイント)も伺える点差としたもののNECの反撃を受け獲得は出来なかった。キャプテンの前川鐘平は「ミスやセットプレー、特にラインアウトから押し込めなかった。NECのディフェンスがハードだったので点差を広げることができなかった」と振り返った。

アシュリークーパーとエリスがコミュニケーション

アシュリークーパーとエリスがコミュニケーション

 

途中からの出場となった伊藤

途中からの出場となった伊藤

 

 

試合終了間際、アダムがゴールまでボールをキャリーするもトライには至らず。

試合終了間際、アダムがゴールまでボールをキャリーするもトライには至らず。

 

1週明けて神戸製鋼は東芝、ヤマハ、そして第8節には大一番となるだろうパナソニック戦が控えている。

「チームは成長している途中。上手くいかなかった部分は修正し、この結果に頭を下げる必要はない。頭をあげて努力してきたことが結果として残せている」とジムHC。

「1戦1戦大切に戦っている。チームが1つ1つ成長していることを実感出来ている」と前川キャプテン。

2003−2004シーズンから遠ざかっているリーグ優勝を今シーズン成し遂げることができるだろうか。

「前半30分で相手のラグビーをやられてしまった」NEC・ピーターラッセルヘッドコーチ

NEC ピーターラッセルヘッドコーチ

NEC ピーターラッセルヘッドコーチ

一方、敗れたNEC、ピーター・ラッセルヘッドコーチは、「神戸は素晴らしいプレーをした。最初の30分間、相手のラグビーされてしまった。ハーフタイムでシステムを修正して立て直すことができたが、ボールキープが出来ていなかった。セットプレーなどで神戸の方に我々のプランを乱されてしまった」と試合を振り返った。

NECは先制点を許した後、早い展開で敵陣ゴール手前まで攻め込んだものの、SH木村友憲のロングパスをCTB山中亮平にインターセプトされ、そのままトライを許してしまうシーンがあった。

この場面について、瀧澤直キャプテンは「『勝負のアヤ』だったとは思います。ただ、相手もギャンブルで飛び出してきたと思うし、タラレバになってしまいますがあのパスが通っていたらトライになっていたかもしれない。ただ、あのプレーがどうこうというより、0−14となって、そこで止めることができず0−21となってしまったことはリーダーとして責任を感じる」と振り返った。

「ただ、自分たちに足りなかったのは『マインドセット』の部分。自分たちからボールを失ってしまう部分、我慢してボールを手放さなければトライになっている場面があった。5次6次ではなく、8次9次目でトライを取るつおりでいれば、トライになったかもしれない。そういった部分を試合中に修正出来るチームが強いチーム。すごくシンプルなことです。『しっかりチョップタックルして倒す』それを繰り返していけば相手もミスをする。それに対するアシストをする。押していけば試合は変わる」(瀧澤)

NEC・WTB後藤輝也

NEC・WTB後藤輝也

前半こそトライを許したNECだったが、後半だけでみると2トライ、被1トライと盛り返している。「前半のような点差になるようなチームではないと選手が思っていて、それは後半の試合内容で証明することができている」(ピーターHC)

これで2勝2敗となったNECは、バイウィーク明けにサニックス、リコー、ヤマハと続く。

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ