近鉄が1回戦突破!トップ8へ向け次戦はホーム花園でパナソニックに挑む | ラグビージャパン365

近鉄が1回戦突破!トップ8へ向け次戦はホーム花園でパナソニックに挑む

2021/04/18

文●編集部


18日(日)、秩父宮ラグビー場ではトップリーグ2021・プレーオフ1回戦、宗像サニックスブルース対近鉄ライナーズの試合が行われた。

トップリーグ2021・プレーオフ1回戦 秩父宮ラグビー場

  • TRY(3)
  • G(3)
  • PG(0)
  •  
  • 前半11分 T 2.王鏡聞
  • 前半12分 G 10.ジェイソン・エメリー
  • 前半36分 T 1.佐々木駿
  • 前半37分 G 10.ジェイソン・エメリー
  • 後半30分 T 20.鶴岡怜志
  • 後半31分 G 15.屋宜ベンジャミンレイ
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  • PENALTY
  • PK(9)
  • FK(1)
  • TRY(5)
  • G(3)
  • PG(0)
  •  
  • 前半18分 T 6.ツポウテビタ
  • 前半19分 Gx 10.クウェイド・クーパー
  • 前半21分 T 10.クウェイド・クーパー
  • 前半22分 G 10.クウェイド・クーパー
  • 前半28分 T 8.ロロ・ファカオシレア
  • 前半29分 Gx 10.クウェイド・クーパー
  • 後半12分 T 4.マイケル・ストーバーク
  • 後半13分 G 23.セミシ・マシレワ
  • 後半24分 PGx 23.セミシ・マシレワ
  • 後半33分 T 11.片岡涼亮
  • 後半35分 G 23.セミシ・マシレワ
  •  
  • PENALTY
  • PK(10)
  • FK(1)
  • 近鉄SOクーパーのキックオフでスタート

    近鉄SOクーパーのキックオフでスタート

    開始早々、近鉄がいきなりゴール中央でPKを獲得。ショットではなくスクラムを選択した近鉄。CTBシオサイア・フィフィタを使ったアタックを試みるがノックオン。

    10分、サニックスは相手のオフサイドから敵陣22m手前のラインアウト。サニックスLOジェイムス・ムーアがラックから相手ディフェンスが薄くなっていることを確認するとピックアンドゴーで抜けると、HO王鏡聞へラストパス。ゴール中央に先制のトライ。

    ツポウテビタのトライ

    ツポウテビタのトライ

    先制を許した近鉄は15分、相手のラインアウトミスから敵陣22m手前からマイボールスクラム。CTBフィフィタ、FB竹田宜純、そしてFLツポウテビタとつながりトライ。SOクウェイド・クーパーのコンバージョンは決まらず5-7。

    さらに19分、サニックスが自陣10m付近でペナルティ。近鉄はゴール前ラインアウトのチャンス。モールでゴール前まで押し込み、最後はクーパーがスピンさせながらトライ。12-7と逆転に成功する。

    SOクーパーのトライで近鉄が逆転

    SOクーパーのトライで近鉄が逆転

    26分、近鉄はSHウィル・ゲニアが相手ペナルティからタップリスタートで、相手の裏スペースへキック。このボールが近鉄側に入りアタックを継続。サニックスは何とか戻るもエリアを挽回できず、近鉄がゴール前ラインアウトのチャンスを迎える。
    近鉄はラインアウトモールから一気にインゴールまで前進しNo8ロロ・ファカオシレアがトライを決め17-7とリードを広げた。

    リードを許したサニックスは34分、相手のペナルティーから敵陣ゴール前のラインアウト。FWでアタックを継続し、PR佐々木駿がゴール前ラックからピックアンドゴーでトライ。14-17として前半を終えた。

    近鉄はモールからもトライを奪った

    近鉄はモールからもトライを奪った

    後半、近鉄はハーフウェイ付近でボールを奪うと、SHゲニアが裏スペースへキック。サニックスはFB屋宜ベンジャミンレイがケアに入るも、近鉄WTB片岡涼亮がプレッシャーをかけタッチライン外に押し出して近鉄がゴール前のラインアウト。

    42分、密集のプレーで近鉄No8ロロ・ファカオシレアにレッドカード。一発退場で近鉄は1人少ない状況となってしまう。

    サニックスはSH藤井が抜けゲインするともトライにはつなげることができない。

    サニックスはSH藤井が抜けゲインするともトライにはつなげることができない。

    それでも51分、近鉄はゴール前ラインアウトから、LOマイケル・ストーバークがエメリー、佐々木のタックルを受けながらも長い腕を伸ばしトライ。FBシミシ・マシレワのコンバージョンも決まって24-14と近鉄は再びリードを広げた。

    さらに61分、近鉄は敵陣22m手前でCTBステイリンパトリックがジャッカルでPKを獲得。マシレワがPGを狙うも失敗。点差を広げることができない。

    追いかけるサニックスは68分、FL鶴岡怜志がFKをクイックリスタート。そのままボールをグラウディングしトライ。21-24と3点差に迫った。

    しかし73分、近鉄はゲニアが相手の裏スペースにバックスピンをかけたキック、サニックスは戻りきれず、近鉄WTB片岡がボールをキャッチしそのままインゴールに。31-21と再び10点差とした。

    鶴岡がクイックスタートから突破し3点差とするも。。。

    鶴岡がクイックスタートから突破し3点差とするも。。。

    残り時間5分あまり。サニックスは何とか点差を縮めたいが、1人少ない近鉄は最後までディフェンスの集中力が切れることがなかった。最後はゲニアがタッチに蹴り出しノーサイド。31-21で近鉄ライナーズが宗像サニックスブルースが1回戦を突破。

    勝利した近鉄は、次週25日、ホーム・花園でパナソニックワイルドナイツに挑む。



    近鉄 有水剛志HC

    今シーズン、スタートする時、まだフォーマットが決まる前から、私達はトップ8を掲げていました。今日のゲームに勝利して、そのチャレンジすることができることは嬉しく思います。来週、ホーム花園でチャンピオンチームのパナソニックさんと戦う。我々のスタイルがどこまで通用するか、いい準備してチャレンジしていきたい。


    近鉄 LOマイケル・スト―バーグ キャプテン

    我々は、この試合に勝つことができ、トップ8へのチャレンジする権利を得ることができました。今日は14人でプレーしなければならない時間もありましたし、そのチャレンジを乗り越えて、本来の自分たちの目標にむけたチャレンジに向かうことができる。来週の試合を楽しみしています。チャンピオンチームであるパナソニックにいい形で試合に乗り込みたい。相手を気にせず、自分たちにフォーカスして準備したい。彼らを倒して自分たちの目標を達成したい。


    ――シンビンで一人少ない状況を乗り越えられた要因


    大きな壁を乗り越えないといけない状況でした。チームでハードワークして、全員が やりたいラグビーをやるために運動量を増やして、一人少ない分をして戦いました。バックローが抜けたので、ラインアウトではリフトの役割が代わってそこは大変でしたが、何とかカバーできました。特にフロントロー、後半から入ってきた2人のPRがいいかたちでスクラムが組めてよかった。

    ――今日のパフォーマンスについて


    特に運動量について、前回の豊田自動織機戦で、自分たちがチームリーダーでありながら、リーダーとしてやらなければいけない運動量を体現できなかった。だから今日こそ、いい準備をして、キャプテンとしてしっかり運動量を出して、自分がお手本としてチームを引っ張っていくリーダーシップを発揮しようとメンタル的にも準備をし、ポジショニングもよく、いいチェイスができていたと思います。


    ――今週日本代表発表がありましたが、改めて代表資格がとれるまで目標とするか。


    おっしゃるとおり、残念ながら今回の代表資格はとれなかった。将来的に代表になることができれば素晴らしい。日本代表は心の底で残っている自分の目標です。これからも選手として成長し続けたい。ただ、今日の試合へのモチベーションは、どちらかというと近鉄の代表ということが一番のモチベーションでした。相手に代表候補に選ばれたジェイムス・ムーアがいて彼よりもいいパフォーマンスをしたいというチャレンジ精神は少しありましたが、今日の試合について私のモチベーションとなったのは「近鉄の勝利」です。

    近鉄 SHウィル・ゲニア

    トップリーグチームと対戦することは自分にとってチャレンジでした。特に豊田自動織機に負けてから、あの試合から学んできたこと、課題を一週間かけてクリアして、そしてこの試合にいい形で臨むための準備をしてきました。特に今日、オフ・ザ・ボールの運動量を増やし、自分たちのやりたいことができた。キックチェイス、キックリターンの動きがよかった。その結果、自分たちのボールを確保することができた。

    あとは、全員力をあわせて、サニックスにしっかりチャレンジできた。数年間トップリーグでプレーできない時期がありながら、今日この試合でトップリーグに挑めて、進化することができ、勝利することができたのは喜ばしい。

    ――一人少ない中、何に気をつけてプレーしていたか。


    このようなシチュエーションは、コーチ陣と共に、練習で準備してきました。バックローが一人少ない場合や、SOが抜けた場合など。仮想のシナリオを準備して練習してきたので(今日も)できた。

    あとはディフェンスのところで、空いている穴を埋めるよう、フロントラインのディフェンスを自分でも入れるように努力しました。それによってディフェンスラインが崩れずに継続できました。キャプテンが言ったように、耐える姿勢を最後まで持って試合をすることができた。

    ――片岡選手のトライにつながるキックについて


    判断材料としてはスペースです。そこをスキャンして、蹴り込めばチャンスになると思っていた。あとは自分のキックスキルを信じて、最大限そのスキルを活かそうと思い遂行できた。同時に反応してくれた片岡は、キックチェイサーとしても能力が高い。私とコネクトできていて、いいチェイスをしてスコアすることができた。

    クラブでも言っていますが、キックが乱れていても、チェイスが良ければ、いいキックになる、片岡がそれをしてくれたので(トライにつながった)


    近鉄 CTBシオサイア・フィフィタ

    僕にとっては、初めてトップリーグチームとの試合で、近鉄に入って、ずっと毎日取り組んできて、こういうタフなゲームの中でも自分の強みであるアタックがどこまで通用するか楽しみにしてきた。ミスもありましたが、仲間がカバーしてくれた。次のパナソニック戦に向けて1週間、1日1日頑張っていきたい。


    ――自分のアタックがどこまで通用できるか。


    前の試合に比べたら、成長はしていると思っています。ボールを持ったらしっかりゲインラインを突破することが今日はできたと思います。


    ――豊田自動織機戦後に、ディフェンスでのコミュニケーションミスがあったと言っていたがこの試合ではどうだった?


    この2週間、豊田自動織機戦で出た課題を練習で取り組んできて、コミュニケーションの部分は、完璧ではないですが、前の試合よりはいい感じでできました。


    ――今週、代表候補のメンバーとして発表を受けて


    アタックだけじゃ入れない。アタックでもディフェンスでもしっかりフィジカルで絶対負けないことを意識しています。

    宗像サニックス コーリー・ブラウンHC

    近鉄の皆さんおめでとうございます。秩父宮もいいコンディションで試合をすることができました。今日の試合、(チーム縮小のニュースを受けて)チームとしては難しい1週間でしたが、準備はしっかりとできていました。試合の中でもクイックパスなどを使いいいラグビーができていました。スピードあるアタックと相手にしっかりプレッシャーをかけることはできましたが、自分たちのミスから失点を許してしまった。ボールキャリーをしたところでボールを失ってしまいリズムに乗ることができなかった。

    田代(宙士)や(小野)晃征など今日来ていないメンバーもケガですが、今日出場した23人でもケガにより通常ではないポジションをカバーしなければならない状況だった。そんな中でも23人はいい仕事してくれたし、試合にむけいい準備もしてくれた。1週間難しい状況の中でも、本当によくやってくれたと思います。


    宗像サニックス 福坪龍一郎キャプテン


    ――キック処理のミスから失点する場面があった


    向こうのキックがよかった。修正としてはポジショニングでしたがそこまでの準備が足りなかった。


    ――相手が少なくなったことでゲームプランでなにか修正したことは


    プランはあまり変更していないです。


    ――チーム縮小について


    ニュースになりまして、各選手、チームと面談をしてきました。各選手考えるところがあって。水曜日からチーム練習が始まって、ゲームが始まれば目の前のことだけに集中することができたのは良かったと思います。正直、今後チームがどういう方向になるのかわからない。ただ今後も、サニックスのラグビーチームは夢のあるチームだと思います。そこは変わらないと思います。


    ――試合終了後のハドルでチームに対してどんな声をかけたか。


    自分たちは、プロスポーツ選手。1年で人は入れ替わるものだと思っています。自分はキャプテンをやらせてもらったこと、みんなでプレーできたことが嬉しかった。昨年の5月からプレシーズンをはじめて、約1年間、ラグビー漬けの生活を送ることができました。最後はスタッフの皆さんに感謝を伝えました。

    宗像サニックス LOジェイムス・ムーア

    ――FWが一人少ない状況。数的優位を活かせなかった要因は


    近鉄の方が素晴らしい試合をおこなっていました。自分たちとしては速いランニングラグビーを目指していたがそこができなかった。


    ――今後について


    ニュースについては非常に残念です。サニックスはファンを大事にする素晴らしいチーム。今回のニュースを聞いて本当に残念な気持ちになりました。今後の自分の去就についてはまだコメントを差し支えたい。


    宗像サニックス カーン・ヘスケス

    ――今後について


    僕にとって、11シーズンをサニックスで戦いました。サニックスで多くのことを学びましたし、多くのファミリーのメンバーを失ってしまうことは残念。サニックスは人生の全てだと感じていますので本当に残念です。


    MEMBER_宗像サニックスブルース

  • 1 佐々木駿 後半24分 OUT → IN 17 加藤一希
  • 2 王鏡聞 後半10分 OUT → IN 16 隈本浩太
  • 3 パディー・ライアン 後半10分 OUT → IN 18 申東源
  • 4 福坪龍一郎 (Cap) 後半4分 OUT → IN 19 横井隼
  • 5 西井利宏
  • 6 ジェームス・ムーア
  • 7 金堂礼 後半29分 OUT → IN 20 鶴岡怜志
  • 8 ダン・プライアー
  • 9 藤井達哉
  • 10 ジェイソン・エメリー 後半21分 OUT → IN 21 濱里耕平
  • 11 今村雄太
  • 12 トニシオ・バイフ
  • 13 森林啓斗 前半37分 OUT → IN 22 王授榮
  • 14 山田大生 後半10分 OUT → IN 23 カーン・ヘスケス
  • 15 屋宜ベンジャミンレイ
  • 16 隈本浩太
  • 17 加藤一希
  • 18 申東源
  • 19 横井隼
  • 20 鶴岡怜志
  • 21 濱里耕平
  • 22 王授榮
  • 23 カーン・ヘスケス
  • MEMBER_近鉄ライナーズ

  • 1 田中健太 後半13分 OUT → IN 17 浅岡勇輝
  • 2 中村彰 後半0分 OUT → IN 16 高島卓久馬
  • 3 前田龍佑 後半13分 OUT → IN 18 石井智亮
  • 4 マイケル・ストーバーク (Cap)
  • 5 サナイラ・ワクァ 後半28分 OUT → IN 19 松岡勇
  • 6 ツポウテビタ 後半28分 OUT → IN 20 菅原貴人
  • 7 野中翔平
  • 8 ロロ・ファカオシレア
  • 9 ウィル・ゲニア
  • 10 クウェイド・クーパー
  • 11 片岡涼亮
  • 12 ステイリンパトリック 後半37分 OUT → IN 22吉本匠
  • 13 シオサイア・フィフィタ
  • 14 ジョシュア・ノーラ
  • 15 竹田宜純 後半4分 OUT → IN 23 セミシ・マシレワ
  • 16 高島卓久馬
  • 17 浅岡勇輝
  • 18 石井智亮
  • 19 松岡勇
  • 20 菅原貴人
  • 21 佐原慧大
  • 22 吉本匠
  • 23 セミシ・マシレワ
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