ジャパンラグビー・トップリーグの開幕節、秩父宮ラグビー場で行われた第2試合は昨年の覇者・サントリーサンゴリアスとキヤノンイーグルスが対戦した。

中鶴隆彰
サントリーは「昨年のチームを超える」というさらなる進化を目指し、チームを強化。CTBにはオーストラリア代表キャップ数103を誇る、マット・ギタウが加入。連覇にむけ若手選手も起用。WTB成田秀平、FL桶谷宗汰の明大出身のルーキー2人がリザーブメンバー入り。FB松島幸太朗、SH流大、PR石原慎太郎、LO真壁伸弥、FLツイヘンドリック、WTB中鶴隆彰、江見翔太の日本代表選手が先発。強力なメンバーを要した。

山路泰生
キヤノンは、今季就任したグラント・バシュフォード ヘッドコーチが開幕直前に退団し今村友基バックスコーチが代行を務めることになった。今シーズンはNECから移籍したSO田村優や、サンウルブズでも活躍したPR山路泰生、LOアニセ・サムエラ、NO8エドワード・カークなどタレントは揃っている。ヘッドコーチ退団がチームとしての仕上がりにどう影響するのか懸念された。