元オールブラックスキャプテン、キアラン・リード、そしてワラビーズキャプテンを務める、マイケル・フーパー。この2人が同じチームとしてピッチに立つ。まさに歴史的瞬間が実現した。開幕前の記者会見でも、「ラグビー人生の中でまさかこういう機会があるとは想像もしていなかった」という2人。国内だけでなく海外のラグビーファンも興奮したであろう瞬間について、試合後2人が話したこととは。
「楽しみだった。そして楽しんでいる」キアラン・リード共同キャプテン
来てくれた皆さんにありがとうといいたいです。自分たちも皆さんも待ち望んでいた試合で勝利することが出来て嬉しいです。タフなゲームでタイトな展開になりましたが、最後まで耐えきったトヨタの選手たちを誇りに思います。
――フーパー選手と同じチームで試合をしましたが
とても楽しみにしていました。彼は、チームにとってもビッグインパクトを与えてくれた。

自陣中盤からボールをキャリーするフーパー。後ろにはその光景をみるリードの姿。
――ワールドクラスの選手が出場しているトップリーグについて
まずは試合ができることを楽しんでいます。2019年のワールドカップの時のように、日本ラグビーにいい影響を与えることができ嬉しいです。
「思った以上にフィジカルだった。こういう状況だったからこそ初戦の勝利は嬉しい」マイケル・フーパー

ハードワークでした。疲れました。思ったよりフィジカルな試合でした。最後の一秒までどうなるかわからない試合でした。
――日本のトップリーグにプレーした感想は
フィジカルで、ボールの動きも早いゲームでした。最後までわからない激しい試合でした。東芝には後半押され気味でしたが。最後まで我慢強く耐えることができたトヨタに誇りに思います。

トップリーグでの初ジャッカル!
――チーム内でのコミュニケーションの完成度は
1年ぶりの実戦ということで、プレシーズンの試合もあったんですが、今シーズンからの新しいコンビネーションも試しています。プレーヤー外でのコミュニケーションはこれからも重要だと感じています。こういう状況があったからこそ、素直に初戦を勝利することができて嬉しかったです。