14人のパナソニックがキヤノンから7トライ!MOMディラン・ライリーに訊く | ラグビージャパン365

14人のパナソニックがキヤノンから7トライ!MOMディラン・ライリーに訊く

2020/02/03

文●編集部


2月2日、ジャパンラグビートップリーグ2020・第4節キヤノンイーグルス対パナソニックワイルドナイツの一戦が町田GIONスタジアムで行われた。前半3分でパナソニックは日本代表HO坂手淳史がレッドカードで一発退場。波乱の幕開けとなた。不利な状況となったパナソニックは、ここまで全試合ボーナスポイントを獲得し勝利している強さをこの試合でも見せた。

前半10分、0ー5の状況でFL長谷川峻太が敵陣10付近から22m付近まで、ボールをゲイン。LOサム・ホワイトロックが22mに切れ込む。キヤノンはブレイクダウンの攻防で規律をコントロールできず不要なペナルティ。パナソニックにアドバンテージ。SH内田啓介が右オープンサイドへ大きく展開。CTBディラン・ライリーが相手タックルを物ともせず22m内側へ前進。フリップパスでデアリエンディのトライを演出した。

チームは序盤の予想外の展開にもすぐにスコアをいれたことで徐々に落ち着きを取り戻り、16分にはリーダーのHO堀江翔太が「今やるべきことをやろう」とメンバーをかけ、オールブラックス117キャップのサム・ホワイトロックもトライをされた後、メンバーをすぐハドルに呼び戻し、メンバーに声をかけた。

後半、WTB竹山晃暉のトライでパナソニックがリードを広げた

後半、WTB竹山晃暉のトライでパナソニックがリードを広げた

パナソニックはその後前半を20―10とリードして折り返すと、後半最初にキヤノンのペナルティーに助けられPGで得点を刻み、後半11分にはWTB竹山晃暉のトライでリードを大きく広げた。

後半28分には、敵陣ゴール前のマイボールスクラムからSH小山大輝、CTBデアリエンディ、ライリーと渡り、試合を決めるトライ。完全に集中力を失ったキヤノンはその後2つのトライを許し、終わってみれば7トライ。パナソニックが1人少ない状況で、キヤノンからボーナスポイントを獲得する大勝で開幕から4連勝を飾った。

この試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された、パナソニック、ディラン・ライリーに話を訊いた。

――今シーズン、レギュラーとして出場しています。昨年からどう成長していますか


昨シーズンは怪我をしていてあまり自分のパフォーマンスを出す事もできなかった。今年は練習から自分のパフォーマンスを出すことができ、それを認めてもらって、トップリーグデビューを果たすこともできました。こうして勝ち続けているのは、自分としてもチームとしても嬉しい。

キヤノンの対面はCTBジェシー・クリエル。世界的プレーヤーだ。

キヤノンの対面はCTBジェシー・クリエル。世界的プレーヤーだ。

――デアリエンディ選手とコンビを組んでどういう部分を学びましたか

誰が見てもデアリエンディ選手は世界トップの選手。コンビを組んで、少しでも多くのことを吸収したいと思っています。彼から学んだことを自分の将来に向け役立てていきたい。今日の試合では、対面がジェシー・クリエルという彼も世界トップクラスの選手とマッチアップできる。自分にとっては成長につながると思います。
対戦相手の選手からも、いい点をどんどん吸収していこうと思っています。

トライを許した後のハドル。チーム全員がもう一度意識を統一した。これがパナソニックの強さかもしれない。

トライを許した後のハドル。チーム全員がもう一度意識を統一した。これがパナソニックの強さかもしれない。

――14人という予想もつかない状況になりましたが、どんな気持ちでプレーを続けましたか?

今のチームが一つになっていて、選手たちは「Believe(信じる)」「Trust(信頼する」という部分でつながっています。本当に通じ合っています。選手の間はもちろん、ゲームプランに対してもチーム全体が信じて、共有しあえてプレーをしていました。


デアリエンディへのフリップパス

デアリエンディへのフリップパス

――今日の試合で自分が納得できるプレーは?

いつでも誰かをサポートできるプレーが出来ているときはいいプレーができたと思っていますが、今日の試合でいうとデアリエンディのトライにつなげたプレーが良かった。

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