トップリーグは第2節を迎え、和歌山県でレギュラーシーズン初の開催となるプールAのサントリーサンゴリアス対トヨタ自動車の対戦が紀三井寺陸上競技場で行われた。
サントリーは前節開幕戦となるNTTコミュニケーションズ戦でプレシーズンの連敗を心配を完全に払拭する試合で完勝。対するトヨタ自動車は昇格組である豊田自動織機との「トヨタダービー」を薄氷の勝利。王者サントリーの連勝を止める事ができるのか注目の一戦となった。

2013年9月7日、和歌山の地でトップリーグの新たな歴史がスタートした!
サントリーは前節で負傷のWTB小野澤宏時に代わり、FBの竹本竜太郎をコンバート。WTB長野直樹とともに若い布陣となった。対するトヨタ自動車も菊谷崇が負傷のため欠場するなど先発FWを5人変更。ジェローム・カイノがNo8に入り、2列目をゲームキャプテンの杉本晃一とトーマス優デーリックデニイという布陣となった。

先制はトヨタ。マッキンタイアーのPGから始まった。
先制点を上げたのはトヨタ自動車。「序盤はトヨタがやりたいラグビーができていた(廣瀬佳司監督)」というように連続攻撃のながれから絶好のポジションでPGを獲得、2分にSOキャメロン・マッキンタイアーが決めて先制。サントリーも10分、15分とCTBニコラス・ライアンがPGを2つ返し接戦になるかと思われた。