8強をかけた戦いへ―トヨタ自動車ヴェルブリッツ、SH茂野海人・HO彦坂圭克 | ラグビージャパン365

8強をかけた戦いへ―トヨタ自動車ヴェルブリッツ、SH茂野海人・HO彦坂圭克

2021/04/21

文●編集部


21日、トップリーグ、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、SH茂野海人共同キャプテンとHO彦坂圭克が25日迎える、日野レッドドルフィンズとの8強をかけた戦いへの思いをオンライン取材で話した。

カンファレンス2位で通過したトヨタは、リーグ戦最終戦で、後半ロスタイムにクボタスピアーズから逆転勝利を果たし、接戦を勝利する経験を得てノックアウト方式のトーナメントでもその勢い、チームの成長を結果として出していきたいところ、

「2年ぶりの秩父宮。好きな場所」HO彦坂圭克選手

――双子の弟の彦坂匡克(マサ)はセブンズ日本代表に選ばれています


マサはセブンズの方に行っていて、あまりいないのですが、こっちに戻ってきたら一緒にいます(苦笑)。お互い切磋琢磨して、僕は15人制、マサはセブンズで(日本代表に)選ばれるように頑張りたい。


――関東の試合は久しぶりですが


たぶん2年前のヤマハ戦が最後だったかな? 大学では試合を結構やっていたので楽しみで、好きなグラウンドです。


――コロナ禍の工夫は?


外に食べに行けないとか、結構、制限されているが、ラグビーに集中する環境をもらえているのでありがたいです。食べに行けない飲みに行けないはありますが、苦しさはあまり感じていないです。

――日野で対戦を楽しみにしている選手は?


北川さんがSNSで引退されると発信されたので、トヨタ時代はお世話になっているので出てきてほしいですね!


――日本代表候補に名前がありました。


正直、選ばれると思っていなかった。その当日、あまり意識してなかったというか、全然知らなくて、家にいたとき、妻がSNSを見て、一階で騒いでいて知りました。年齢的にラストチャンスだと思うので、プレーオフで活躍して、次の35人に選ばれるようにがんばりたい。


――どこをジョセフHCに評価されたとお思いですか?


どこなんですかね? 最近、スクラム、ラインアウトが安定してきたので、そういうところ評価されたのだと思います。


――ジェイミージャパンの文化や求められていることを話したりしましたか?


そこらへん何も話していないが、CTBロブ・トンプソンが、ハイランダーズ時代、ジェイミー・ジョセフがコーチだったみたいで「危ない!」って言っていました(苦笑)。相当ハードな練習をすると思います、それくらいですかね。

――S&Cのメニューがラグビーに則しているとお聞きしました。


スクラムの姿勢のドリルとかがウェイト中にも組み込まれています。ラグビーに活かせるような体作りをしていて、調子が上がっていると思います。


――トヨタ自動車には世界のスター選手が3人います。


3人ともリーダーシップがすごいのですが、ラインアウトで、特にキアラン・リードがめちゃくちゃうまくて、オーバーボール投げてしまっても、前後調整してくれたり、絶対アジャストしてくれる。派手なプレーしないが、キャッチ&パスがめちゃくちゃうまいので、すごい尊敬しています。


――クボタ戦からどこを修正したいか?


ボールキャリーも増やせるように練習中、意識してもらうようにしています。ラインアウトは結構、練習しているので、修正できています。しっかり試合で上手くいけるように練習していきたい。ラインアウト、スクラムとかセットプレーの役割があるので、そこをやっていきたい。強い選手いるので、ゴール前にいったら強い選手の側にいってサポートしたいと思います。


「先のことを見過ぎないことが一番大事」キャプテンSH茂野海人選手

――プレーオフトーナメントに向けて


毎試合毎試合、自分たちにフォーカスおいて自分たちのラグビーをやり切るだけという感じです。

――クボタ戦は自信になった?


最後勝ちきれるとこまで持っていけたことは、今後のノックアウトステージでは厳しい試合続いていくので、あのような試合を経験できたのは次につながると思います。


――2位にプレーオフに進出しました。3位とは違う?


僕たち自身、クボタ戦には絶対勝利する、という気持ちで臨んでいたので、違いはあるかもしれませんが、あまりそこまで気にしていないかもしれません。


――日本代表候補に選ばれました。どのようなタイミングで知りましたか、またどういう思いですか? 


知ったタイミングは発表されたタイミングで知りました。気持ちとしては、まだ自分自身、今季のプレーの内容、まだ納得いっていないし、個人として成長しないといけないと思っている。プレーオフから成長して、毎試合、毎試合、いいプレーして、結果として代表に入っていきたい。(成長させたい部分は?)ディフェンスでのコミュニケーションはもう少し明確にオーガナイズできるようになりたいですし、アタックではオプションとして相手の脅威になりたい。

――もっとトヨタから選ばれてほしかった?


やっぱり、試合見ていればわかると思いますが、若い選手がいいプレーしているのがわかると思いますし、今回、選ばれていなくても選ばれる可能性もあると思いますし、どうなるかわからないので、今後のうちのチームの活躍に期待してもらえればいいなと思います。

若手だとWTB髙橋(汰地)、LO秋山(大地)とか、ずっと試合に出ていますし活躍をしていますが 悔しいのは悔しいと思いますが、次、前を向いてプレーオフでいい結果出せば今後につながると思うので、先のことを見ずに目の前のことをやるのはチームとして同じ考えを持てていると思うので、かわらずにやってほしい。


――チームのパフォーマンスが安定してきているように思います


今のヘッドコーチになって2年目になるので、ラグビーのことを理解しているチームが動けているところもあると思いますし、チームとしても「10(テン)セカンズ(=10seconds)」と言って、10秒ごとに何をするか意識して動くことを理解している。結果よりプロセスを意識してやることも出ているので、去年より安定した結果が出ていると思います。

「10セカンズ」は試合の中でも言います。相手がキックを蹴った時、何するか、10秒間、キャッチすることだけ考えて、キャッチした次の10秒間はボールのプレスメント。細かいこと、10秒、10秒、意識してやっている。去年より意識してやっている。


――クロンHCが「この18ヶ月伸びた」「リーダーシップが良くなった」と評価していました。


僕自身は全然まだまだ納得いっていない。リーダーシップの部分も(キアラン)リードから学んでいることも多い。僕がリーダーシップを持ってキャプテンするということでやっていますが、他のプレイヤーもリーダーシップが向上していて、チームのいい結果につながっている。僕自身はプレーもリーダーシップの部分も成長しないといけない。

(リードから教えてもらっていることは)チームに対しての話し方、どういう風に話したらチームに伝わりやすいかとかですね。プラスになっている。(リードやフーパーは)経験値があるし、ルルーもいます。(彼らが)その経験を若い選手に伝えてくれるのは日本ラグビー界にとっても、一つのチームにとってもいいことだと思います。


――プレーオフが始まりますが、優勝するために一番大事なことは?


先のことを見過ぎないことが一番大事かなと思います。

あとはプレッシャーを受け入れることだと思います。どうしてもプレッシャーが出てくるので、それが自分自身にないものだと思っても、絶対、いつかプレッシャーがかかる場面があるので、しっかり『プレッシャーがあるものだ』と理解して、その場で対応できるようにするのと、プレッシャーの先には自分たちの成長につながると意識すること。

あとプロセスを大事にすること。例えば日野戦は、昨日から練習を始めているが、昨日から徐々にビルドアップして準備をしっかりした結果が試合の勝利につながってくると思う。勝った先には次試合につながるとチームとしては持っていきたい。


――代表候補の中でキャップホルダーとなりました


僕自身、先のこと考えるタイプではないので、毎年、毎年、毎試合、毎試合、しっかりいい結果を出したい。2023W杯のメンバーに選ばれる人たちはその時、一番いい結果を出している人たちだと思いますので、今季、いい結果を出して、その先にはたぶん日本代表があって、また次の年と考えていきたいと思います。

キャップあるなしはそこまで気にしていない。若い選手も勢いがありますし、見ていていいプレーしている選手も多いですし、年とかキャップもっているとか関係なく争っていきたい。


――ハイランダーズでの姫野選手の活躍は刺激を受けている?

活躍は見ていますし、チームとしても彼がNZで活躍することで、元気がでる材料の一つになる。姫野も行く前から「向こうで活躍することでチームに活力与えたい」と言っていましたが、有言実行している。

NZでルーキーオブザイヤーを狙える位置にいるので、日本でも新人賞とって、(このまま活躍すれば)NZでも新人賞とることになるので、そこは彼の持っている力をすべて出して取ってほしいですね!

(クラブハウスで)新人賞の話は今日もでていましたし、最初(試合に)出るときも「今週、出るな・・・」と話していたし、いなくても彼の話題は尽きないですね!

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