LOとして泥臭くハードワークをやり続ける―2年目の飛躍・トヨタ自動車LO秋山大地 | ラグビージャパン365

LOとして泥臭くハードワークをやり続ける―2年目の飛躍・トヨタ自動車LO秋山大地

2021/03/02

文●編集部


トヨタ自動車ヴェルブリッツは1日、仙台でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦し勝利。開幕2連勝を果たした。2年目のシーズンとなるLO秋山大地は、開幕戦に続き先発出場。体を張り続け、しっかりとチームの勝利に貢献していた。同期のWTB高橋汰地が2戦連続でMOMを獲得したことに「いい刺激になっている」。トップリーグでのパフォーマンスに集中し、ジャパニーズロックとして、日本代表への道も切り拓いていく。「(2年間一緒にプレーした)姫野(和樹)さんとは一緒に代表でプレーしたい」。

開幕までの5ヶ月近く、チームに関わっている全員がハードワークした結果

――開幕から2試合いいプレーをしていました。手応えは?


前のシーズンよりも動けている感じもありますし、コンタクト手応えを感じているところがある。東芝戦でコンタクトで自信をつかんだので、NTTコム戦ではよりアグレッシブにプレーできたと思っています。(ジャッカルも上手くなっているが)練習の中でもその意識付けと言いますか、タックルした後だとか、ボールに対してアタックできるチャンスを見つけるとどんどんプレッシャーをかけ続ける練習が多かったので、その練習がつながっているのかなと思います。


――個人としてもチームとしても好調の要因は?


トップリーグが開幕するまで、チームとして5ヶ月近く準備する期間があって、そこでチーム全員がハードワークして来た。メンバーだけでなく、本当にチームに関わっている全員がハードワークした結果だと思いますし、準備の部分が大きく影響していると思います。

開幕の東芝戦ではリーチに対してもタックルで止めていた

開幕の東芝戦ではリーチに対してもタックルで止めていた

――いいタックルをしていますが、コンタクトが強くなった理由は?


積み重ねの部分では、体作りのところで、前までは筋肉トレーニングを頑張っていたが鍛えた筋力を爆発的に相手に伝えることや、体の使い方意識していて、それが少しずつ 結果に出てきているのかなと思います。(具体的には)ウェイトトレーニングの時間に、クリーンという種目があるんですが、クリーンをやったり、重りを担いでジャンプしたりしています。あとはそれをグラウンドで、実際のシュチュエーションに合わせてでできるように、個人練習でタックル練習をしたりしています。

目の前には世界的プレーヤーがいる環境で学ぶことも多い(写真は、キアラン・リード)

目の前には世界的プレーヤーがいる環境で学ぶことも多い(写真は、キアラン・リード)

――帝京大学時代は、連覇を目指すキャプテンとして最後、勝てなかったが、その後にその経験は影響している?


悔しさがすごいあって、その悔しさを、いかに今につなげるか。やっぱり負けた原因として、いい準備をするということが勝負に対して一番大事だと思っているので、試合をする前から絶対勝つと確信を持てるということが今につながっているかなと思います。


――帝京大学時代はチームを引っ張る立場として過ごしてきたが、リード、フーパーとキャプテンシーで参考にしているところはありますか?


試合中、感じるところは、何が起こっても動じない。ドンと座っている。明確に次のビジョンをハッキリと伝えることはすごくリーダーシップとして大事かなと2人を見ていて感じます。自分はどちらかと言えば言葉ではなくプレーで引っ張る方じゃないかなと思います。リーダー、フーパーは毎朝会うときに、全員の選手にフランクに挨拶するし、1対1をすごく大切にしている。1対1で話しをする関係を築いている。

――今年、リード、フーパー選手とFWでいっしょにプレーして得るものがありますか?


フーパー選手の参考にすればいいなと思ったのは、ベンチでいる時間でもゲームを見ながら研究しているのが印象的で、どのタイミングで入っても研究していて、こういうアタック、こういうディフェンスをしたらいいとチームに反映できる。(自分は)リザーブで出るときに意識していたのが、チームに元気づけようとするだけだったので戦術的なところも分析してチームに反映できれば良かったなと思いました。(2人は)すごくコミュニケーションを密に取る選手で、プレー中でも外でもそうだが、特にプレー中はすぐにコミュニケーション取って意思統一する。コミュニケーション力は見習いたい部分がある。

マイケル・フーパー

マイケル・フーパー

――リード、フーパーに負けない部分があれば、その強みを教えてください。週末への意気込みは?


彼らにも負けない……(苦笑)、ちょっと恐れ多いです。でも負けないというか、こうしていきたいというのは ロックとして泥臭くやり続けることだと思うので、1、2試合目、自分自身としてはコンタクト、タックルの部分は通用したと思っているので、チームの勝利に導くタックルを(するように)80分、ハードワークして続けたい。

――2023年W杯のスケジュールが発表されました。


自分まずトップリーグの一戦一戦が勝負だと思っているますし、その結果が自分の夢につながっていると思っているので、まずは目の前のトップリーグを頑張っていきたい。


――2023年W杯、日本代表に向けての思いは?


やっぱり日本代表になるというとはすごく憧れですし、W杯は夢でもありますし、自分のかなえたい目標であるので、そこには熱い気持ちを持っています。それを達成するために自分の必要なこととしては もっとハードタックルを繰り返してできるフィットネスだったり、ラグビーの戦術を理解して、フーパー、リードのようにラグビー理解して分析して、試合中に改善していく力はまだまだ足りていない部分だと思うなので、そのあたりを鍛えていきたい。


――2019年W杯ではロックに日本出身選手がいなかった。外国出身の2mの選手との争いになると思いますが、その中で秋山選手はどういったプレー、強みは?


自分の強みとしては低いプレーができるところがあると思うので、タックル、ブレイクダウンで低いプレーでハードワークし続ければチームに貢献できると思っています。


――秋山選手は2年目です。新人賞は意識しますか?


新人賞はやっぱり取りたい賞ではあるので、もちろん意識はしますし、そんな中でWTB高橋汰地が2試合連続MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)を取っているので、いい刺激というか、もっと活躍できる部分、MOMに選ばれるくらいハードワークし続けることが大事と思わせてくれているし、新人賞取りたい賞です。


――姫野選手に刺激を受けてたところはありますか?


姫野さんは、向上心が本当にすごくて、練習中はもちろんそうですが、練習後に、誰よりも練習していてタックルもそうだし、ジャッカルもそうだし、ずっと自分の課題と向き合っているところは学ぶ点だと思っています。


――一緒に日本代表でプレーしたい?


一緒に(日本代表で)プレーできたら嬉しいです!

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