こんにちは。翔太です。ワールドカップ、すごかったですね。
イングランドがオールブラックスを破りました。というか、僕にとっては「エディーがオールブラックスを破った」と表現した方が実感に近いですね。何よりエディ自身の言葉が雄弁ですよね。

「我々はこの試合のために2年半かけて準備してきた」
「選手は瞬間瞬間をプレーしているから、何試合も先のことはイメージできないけれど、この試合に勝つための習慣を、2年半かけて選手たちに身につけさせた」
すごくいい言葉だなあと、僕も指導者として、すごく勉強になる言葉でした。あの試合のために、どれほどの準備をしてきたのか、どれほど緻密な計算を積み上げてきたのかということを考えると、気が遠くなります。

「(メンバー選考では)試合のフィニッシャー(ラスト20分を締める選手)を先に決めた」という言葉にも痺れました。ラグビーファンなら「オールブラックスの本当の強さは60分から出る」ことには気付いていると思います。でもエディーはそこから一歩進んで「オールブラックスのラスト20分を止めるために、その時間をベストメンバーで戦う」と考えたわけです。