ジャパンの戦いに感じた「淡泊さ」とアイルランドの戦いから 感じた「規律の高さ」。対照的な印象の違いは一体。 ジェイミーにとっては日本を率いる難しさを感じる試合になった。 | ラグビージャパン365

ジャパンの戦いに感じた「淡泊さ」とアイルランドの戦いから 感じた「規律の高さ」。対照的な印象の違いは一体。 ジェイミーにとっては日本を率いる難しさを感じる試合になった。

2017/06/19

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


こんにちは、翔太です。17日は静岡までは行けず、近所で所用を済ませてから帰宅して、途中からテレビで生観戦。試合が終わってからビデオで前半から、改めて見直しました。
試合結果は、みなさんご存じの通り。22−50の大敗でした。

4回見直しても変わらなかったジャパンの「淡泊」さ


細かいことを言えば、終盤に猛攻に転じて3トライを奪ったこと、その時点でアイルランドの足が止まっていたことを指摘することもできますし、逆に、その前に試合は決まっていたということもできるでしょう。

それもひっくるめて、全体的な感想で言うと、僕には「さっぱりしていたな」という言葉が浮かびます。「淡泊」と言い換えてもいい。この感想で良いのかどうか、ビデオで4回ほど見直したのですが、その印象は変わりませんでした。

じゃあ、その淡泊な印象はどこから生まれてきたのか。やはり前半の、特にキックの使い方から、その空気感は出ていたように思えます。キッキングゲームはジェイミージャパンの戦術面のテーマでもあり、選手はそれを強く意識して試合に臨んでいるはずです。


キックとラン、ボールキャリーをどんなバランスで使い分けるかということは、ジェイミーやトニー・ブラウンらスタッフも求めていることであり、選手も考え続けていることだと思います。

僕が試合を見て感じたのは、まさにそれです。つまり…

プレミアムコラム

この記事の続きを読む。

購読手続をすると全ての内容をお楽しみいただけます。
メールアドレス
パスワード

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ